運転手不足に伴う、路線バスの減便・廃止。
利用者が少なく採算も見込めない、郊外の赤字路線が減便・廃止されてきたのは、全国的な傾向。
大都市の中心部を高頻度で運行し、利用者も多い黒字路線は安泰.....かと思いきや、敢えてドル箱にメスを入れ、大幅に減便するという動きも、今春の福岡(西鉄バス)でみられました。
えっ?
まさか!
旧国鉄でも、分割民営化前に次々と廃止されたのは、赤字のローカル線。
ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z(テレビ東京)でも、初代の太川陽介さん&蛭子能収さん、2代目の田中要次さん&羽田圭介さんが苦戦を強いられ、何キロも歩かざるを得なくなるのが、大概は県境越え.....かつての長距離路線が赤字で廃止され、短距離型のコミュニティバスに再編されたケース。
でも、稼ぎ頭の黒字路線を減便・縮小するなんて、有り得ないよね?
確かに、一般的な民間企業だったら不祥事でもない限り、黒字部門を縮小・廃止なんてことは、まず有り得ません。
だったら、なぜ?
リンク記事によると、これは「苦渋の決断」.....元々便数が少ない郊外の赤字路線を減便・廃止してしまうと、利用者への影響が甚大だと捉えたことによるもの。
詳しい内容は、リンク記事を参照いただくとして、僕が言いたいのは....
「あたりまえ」なんか、どこにもない!
常識や思い込みを超えたところに、より大きな問題も、実態も事実もあるものです。