右から 右から 何かが来てる
僕は それを 左へ受け流す♪
 
 
 
懐かしい鉄板ネタ、この歌を流行らせたのは、ムーディー勝山さん。
 
 
失礼しました!
こちらは、世界のナベアツさん。
 
 
 
気を取り直して.....
こちらが、ムーディー勝山さん。
 
 
 
 
さて、本日はムーディーさんとは真逆、左から右へ受け流す.....ならぬ、左から右へ変わる、我が地元の足・函館バスについてのお話。
 
各路線の系統番号は、元々は方面に応じて付けられていましたが、15年前に市営バスの路線が全て移管されてから法則が崩れ、記されている数字から行き先を判別しにくい状況が続いていました。

この現状を改善するため、来春(2019年4月)に系統番号が見直される予定ですが、併せて「左から右へ変わる」ものがあります!
 
 
 
 
そう、正面の方向幕(行き先表示)の「系統番号の位置」が、ムーディーさんとは逆に「左端から右端へお引越し」するんです!
 
 
 
現状、系統番号を左端に表示させている事業者が、圧倒的多数。
 
 
系統番号を左端に表示させている例 (東京・都営バス)
 
 
 
一方、系統番号を右端に表示させている「先輩」は、西日本エリアが主流。
 
 
系統番号を右端に表示させている例 (京都・京都市バス)
 
 
 
系統番号を右端に表示させている例 (福岡・西鉄バス)
 
 

系統番号が左寄りの場合、バスが複数台並ぶと2台目以降の系統番号が隠れてしまい、バス停で待っている利用客から見えづらくなります。

系統番号を右寄りに変えるのは、利用者目線の改善なんです!
 
 
 
余談ですが、右寄りの「先輩」である福岡・西鉄バスをはじめ、西日本鉄道グループで採用されている交通系ICは、nimoca(ニモカ)。

系統番号の右寄せに加え、このnimocaの規格も採用し、ICAS nimoca(イカすニモカ)と銘打って、函館バスと函館市電が採用しているのも、何かのご縁かも知れませんね。