前回に引き続き、山手線 の話。
(前回の記事は、こちら)
今回は、運行方向 について。
山手線 は
「外回り・内回り」
.....というふうに、
運行方向を区分 しています。
ところで日本の鉄道では、線路が2組横並びで対面通行となる、いわゆる「複線」は、道路と同様に「左側通行」です。
しかしながら国や地域によって、道路は「左側通行」と「右側通行」が混在しており、鉄道も同様です。
アメリカは、道路も鉄道も「右」。
韓国は道路が「右」ですが、鉄道は左右混在、国鉄が「右」で、地下鉄が「左」。
ヨーロッパの道路だと、多数派は「右」、イギリスは「左」。
ヨーロッパの鉄道だと、イギリス・フランス・イタリア・スイスが「左」、スペイン・ドイツ・オーストリアが「右」。
ちなみに、ヨーロッパの諸外国間を結ぶ国際特急列車は、国境付近に通行区分の境目があるようです。
つまるところ ....
山手線の「外回り・内回り」を判別するには、日本の鉄道が「左側通行」だと分かっていることが、大前提なんです。
しかしながら海外では、鉄道が「右側通行」の国や地域も少なくないんです。
そこで .....
山手線
「右回り・左回り」
.....というふうに、
運行方向 の名称を
変更することを、提案します!
英語表記だと、現在は.....
Yamanote Line(山手線)
Outer Tracks(外回り)
Inner Tracks(内回り)
.....ですが、
併せて、これらも.....
Yamanote Line(山手線)
Clockwise Tracks(時計回り)
Counterclockwise Tracks(反時計回り)
.....への変更を、提案します!
意味が優しく伝わる方向への名称変更を、日本も東京も、進めていただきたいものです。
僕自身も、意味が優しく伝わるよう、発する言葉に対して意識を高めます!