僕が子供の頃・・・まだ電車は1枚ドアで、床は木製でコールタールにの匂いがした。
その頃はブラインドなんてまだなくて、夏になるとよろい戸を下ろしなんとなく薄暗い中で・・
それに加えて、夏になると扇風機が熱風をかき回していた・・。
切符は、大理石の窓口で駅員さんから買って、子供切符は小の字が印刷されていた・・。
改札には丸い大理石のような囲いの中で、
駅員さんがリズミカルに切符(硬券)にはさみを入れていた・・。
駅はなんだか重厚で・・、壁際は、横長のイスがズーっとホームの長さでつながっていた。
電車の網棚はまだ金属ではなく、ロープで編んでいたから・・重いものを置くと・・
その重みでたるんでいた・・。
クーラー付の電車はまだまだ珍しく、クーラー付は音でわかったから近づいてくると
それだけでワクワクして得したような気がした・・
僕の住んだとこの私鉄は、たまにきても後ろ三両とか前三両とかしかなく・・
ホームの真ん中くらいでよく走ったもんだ・・。
その頃山手線は、逆に後ろと前の車両にあったから、真ん中はクーラーはない。
夕日を見てるとなんだか時々思い出す・・・・。
歳だね・・。