人から器用だと言われることがある。
やったこともないくせに
“刺繍がしたい”
と、急に思い立ち
家にあった無地のスリッポンに
デザインを書き刺繍をした。
もちろん何かを見たわけでも
読んで勉強したわけでもなく、
驚くほど単純にできている
私の頭の中の解釈は、
下絵を書く→なぞって縫う
→埋めていく(塗り絵的な考え)
よし!それだ‼
だった。
工場職をしていたからか
こつこつと地味な作業に没頭しやすい私は
ひたすら縫い続けた。
普通糸の1本どりで。
これは、とても無謀というか
気の遠くなる作業だったらしい。
普通刺繍糸は何本かの束で縫うのだとか…。
(↑言われただけでホントのことは知らないけど)
だけど、知らぬが仏。
無駄に体力や気力や
時間を使ってるとも思わず
やり遂げた。
達成感は半端なかった。
(↑写真は5年前に刺繍したもの)
謙遜でも、かっこつけでもなく
勉強をまったくやってこなかった私は
色んな事を知らない。
知らないからこそ単純に物事を考える。
それが良い時もあるし
悪い時もある。
だから
人から不器用だと言われる。