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Somewhere in Time

I've been looking for...

広島尾道から徒歩で約10分ほどの住宅街の中に佇む昔ながらの銭湯。

それとわかる看板、煙突はありません。

庭先には草木が生い茂り、奥にある銭湯の入り口を一目で銭湯とわかる事は困難です。

到着したのは15時過ぎ、恐る恐るドアをたたいてみる。
迎えてくれたおとうさんは16時からと。

思い切って中を見学させてもらうよう頼んでみると意外にも
人のいいおとうさんとおかあさんが快く中の撮影を許してくれた。
あこがれの女子湯側も(笑

あまりにも感涙ものの銭湯にありがたい昔の話も耳に入らず写真をとり、
コーヒーやぶどう、サワーまで振る舞ってくれた。

開店前の15時ごろに到着したのも幸いして一番風呂を楽しんだ。

最後まで風呂銭も取ろうとせず、宿が決まってなければ2階が空いてるから
泊まってけ。ともいう人のいいおとうさんとおかあさん。

昭和の古き良き銭湯というカルチャーをそのままの姿で残す寿湯。
いつまでも元気でがんばってほしい。

再訪を約束し、今度はゆっくり話を聞きながら一晩泊まるとしようかな。

Somewhere in Time
(これしか看板がありません)

Somewhere in Time
(ここまでクラシックな銭湯は見た事がない)

Somewhere in Time
(湯船に吹き抜けから光が差し込む)

Somewhere in Time
(シブすぎる)

Somewhere in Time
(当時からのオリジナル 真鍮のロッカーキー)

Somewhere in Time
(開業当時からの料金表を見せてくれた)

Somewhere in Time
(銭湯と言えば番台、いつかここに座りたい)

再訪し、今度はしっかり昔話を聞いて歴史を噛み締めたい。

Photo by D7000




こんなところに鳥居を建てた昔の人は本当におしゃれだと思います。
「この辺に鳥居をおったてるんじゃけん」とかいいながら建てたんでしょうか?
それとも
「わらわはここがいいでおじゃる」とかとにかく当時の大工さんにムリを言って建てさせたのでしょう。

樹齢500~600年のクスノキの自然木で建てられ自身の重さだけで立っている。という事実に驚き、今の鳥居は明治8年に建てられてかれこれ8代目という事実にも
驚き、ありがたさが1/8か?とややがっかり。

Somewhere in Time
(せっかく干潮だったので厳島神社を背に鳥居の右サイドより)

Somewhere in Time
(潮が満ち、陽が落ちライトアップされた鳥居)

Somewhere in Time
(なんか厳かな感じ)

Photo by D7000


死ぬまでにできるだけ多くの世界遺産を国内外問わず訪れてみたいと思ってます。
写真を遊びで初めて以来、より一層記憶と記録に残しておこうと思ってます。

広島には日本人としては記憶に残しておきたい意義深い建物があります。
負の遺産として、核兵器による破壊の悲惨さの象徴・人類全体への警鐘といったメッセージ性のある遺産という性格をもつため、保存に際しては「可能な限り、破壊された当時の状態を保つ」という特異なこの建物をしっかり写真におさめておこう。

Somewhere in Time
(裏側より

Somewhere in Time
(平穏な緑の中のドーム)


Somewhere in Time
(あの日も入道雲が迫る暑い日だったのだろうか)

Somewhere in Time
(ドームに佇む鳥)

Somewhere in Time
(投下前、ここは入口だったのだろうか)

Somewhere in Time
(夜はより一層生々しい姿を見せる)

Somewhere in Time
(フランケンシュタインが出てきそう。。)

Photo by D7000