17位東京V、がけっぷち | 13-gaze

17位東京V、がけっぷち

かつての盟主ががけっぷちに立たされた。東京Vが浦和戦で悪夢の1―4大敗。23日のホーム名古屋戦の結果次第でJ2自動降格となる危機的状況に突入した。
「内容を考えれば大差となるゲームではなかった」試合後、強がるバドン監督の声に力はなかった。後半25分にはMF小林慶の右足ループ弾で同点に追いついた。細かいパス回しで中盤を支配したが、ラストプレーに精度を欠いた。そして、後半34分の相手FWマリッチの逆転弾を手始めに10分間で3失点を喫した。

強がりでもなく内容的には互角だった気がするんですが、決定力に差が出てしまった感じだと思います。
どうやらワシントン選手がスランプです。
ポスト役をやりだしたことと関連あるかもしれませんが、このところのワシントン選手はとにかく決められません。
高木義成選手もどこかおかしいです。2点目、3点目の失点は高木選手に責任が無いとはいえません。
「冷静さが欠けている。降格のプレッシャーというより勝つために力が入り過ぎている」という小林大悟選手のコメントがここらへんを象徴しているのでしょうか。

入れ替え戦圏の16位柏とは勝ち点差5、得失点差は16に広がった。「入れ替え戦目指してやるしかない。他力にもなるが、直接対決もある」とGK高木は強気に語ったが、3日後の決戦で大量欠場確定。FW平本とDF林は退場処分。
DF戸川も累積警告で出場停止で、FW森本とMF平野はけがで戦列離脱。リーグ戦10戦白星なし。前身のV川崎時代の93、94年にはJ連覇を果たしたかつてのスター軍団が正念場を迎えた。

次は「FWがいない名古屋」と「CBがいない東京V」の戦いです。
普通に考えると山田卓也、上村健一のCBですね。
名古屋のチーム状態は詳しくはわからないんですが、首位食いをやって勢いが付いてますし、本当に恐ろしい試合になりそうです。