先週木曜日6日は外来受診でした。
今回は、定期の小児科受診の他に、去年の10月頃から始まった嘔吐の原因の解明のヒントになれば…と胃の逆流の検査をしてもらいました。
嘔吐するようになってから、福岡で訪問看護師さんや、往診のドクターといろいろ検討して注入の時間や量の調整、胃薬の処方等をしてもらいましたが、いまいちスッキリはせず
息子は、3歳になってすぐ、胃の逆流の手術（噴門形成術）を行っているので、成長していく過程で、その手術した所に不具合が出たのかな？
と思ってました。
いろいろ考えた結果、もうそれくらいしか考えられない感じ
で…
結果は、手術した所は異常はありませんでした。
手術した所は、そのまま形を保っているそうです。
でも、透視してみた所、息子は胃が成長してないようで小さいらしく、しかも、胃に何か入ってきても伸びが少く胃の中に入っている時間が極端に短いそうです。
胃に入った途端に十二指腸に流れてしまう…と言われました。
注入終了近くになって、心拍があがったり気持ち悪そうにしたり吐いたりするのは、急激に十二指腸に栄養分が流れて低血糖を起こしているのが原因ではないか？との結果が出ました。
以前の入院中に言われた「ダンピング」の可能性があるようです。
入院中には、食前と食事開始2時間後に血糖値を計って「ダンピングではなさそう」となったんですが
でも、1ケ月前の外来受診の際に嘔吐の事を相談したら
「タケプロン」という胃酸の分泌を抑えるお薬と
「六君子湯」という漢方薬を処方してもらってから
ここ10日くらいは調子がよく、嘔吐もなくて心拍の上昇も以前ほど気にならなくなりました。
なので、暫くはこのままお薬を続けて様子をみる事になりました。
「ダンピング」だった場合に一般的に使われているお薬があるらしいのですが、副作用として、てんかん発作が増える可能性があるので使用は慎重にしたいと、小児科のドクターから言われて、そのお薬の使用は今回は、見送る事にしました。
逆流はなかった…という事で、今後、お口からの摂食の事
それから、もうすぐ学校のﾌﾟｰﾙの授業が始まるので、ﾌﾟｰﾙに入っていいかどうか
ドクターに聞いてみました。
結果から言えば、残念ながら両方とも許可は下りませんでした
今、お世話になっている小児科のドクター、以前熊本にいた時も息子を診ていただいてたんですが
3年間、他の病院を受診した後に再度診てもらうと…
すごく説明が丁寧で、分かりやすいんです。
素人でも理解出来るように、説明してくれます。
そして、検査結果や考えられる事、可能性として今、自分で考えている事も説明してくれて、
その先にある治療方法まで教えてくれます
以前はドクターから「○○○○かもしれませんね」と言われて、
それは治療出来るのか？
通院で治るのか？
改善する事は出来るのか？
と、その先にある大切な事がわからず不安に思ってた事があるな…って、今になって気付きました
摂食とプールの件も
「今、すごく安定してるし、お母さんがいろんな事を体験させてあげたいって気持ちもわかるし、叶えてあげたい…けど…」
という言い方で、納得出来る説明をしてもらって
「プールに関しても、また来年一緒に考えましょう。
来年は、プール体験出来るように…ね」
と、言ってもらいました
たぶん、歳は私と同じくらい？な感じの男性のドクターなんですが
もう少し、外見が自分の好み寄りだったら（失礼過ぎ!!ごめん、先生）
「惚れちまうやろー!!」
な感じです
私、以前から医療ドラマが好きで、よく見てたんですが
（こどもが産まれてからは、ドラマなんてきちんと見れたためしがないけど
）『ER』とか大好きでした
結婚もしてない頃だったけど、ジョージ.クルーニーの小児科医を見て
「こんな小児科医だったら、世のお母さんは全員ノックアウトだわ」
と思ってた事を覚えてます
…話が逸れましたが、本当に病院やドクターが変わると、やり方や方針がこんなに違うんだなーと、今回も実感しました
病院に行くと、改めて息子は大変な病気で気が抜けない状態だって思い知らされたりして、
安定している状態の時でも、ちょっとブルーになったりしちゃいますが、
そんな所も先生の気遣いでカバーしてもらった感じでした
そして、病院の駐車場のせせらぎ…
美し過ぎ～
