今日は息子の卒園式でした。
はい、しっかり雨が降りました
なかなか、2年間通った施設にもう通わなくなる実感もわかないままの卒園式でした。
息子の体調も良くて、外せない卒園式に無事に出席する事が出来ました
まず、到着したら、卒園児、保護者、先生の記念撮影
そして、卒園式
もう、卒園児が入場してくる時点で、母たち号泣
いや、もう前日から
「もう泣きそう」
「朝、泣いた」
「すでに泣いた」
「今も泣いてる」
と、みんなでやりとりしてたんだった
そして、卒園証書を1人づつもらいました。
卒園式の最後には、園で撮ってもらった、たくさんの写真を使ったスライドショーが
泣くよねー
もう、最初の園の建物の写真で泣いたもん
卒園児9名の、こじんまりした式ですが、本当にいいお式でした
障がいを持って産まれてきた我が子とここまで来るには
辛い事も、悩んだ事も、泣いた事もたくさんありました。
そんな中、我が子と一緒に楽しみ、いろんな体験出来た初めての社会がこの施設でした…
と謝辞にありましたが、本当にその通り。
温かい先生と、楽しいママと、かわいいお友だちと一緒になって、毎日笑ったり、笑ったり、笑ったり…
本当に楽しい2年間でした。
この通園が終わってしまうのは残念だけど、でも、これから先も、きっと繋がっていける、かけがえのないお友だちが出来たと思います。
そして、最後のクラス懇談。
母たちは、もちろんですが、先生たちも涙…涙…
息子が心不全と診断されたのは、去年の5月でした。
その時は、肺にも水が溜まっていて「かなり厳しい状態」と言われました。
初めて「今回は本当にダメかもしれない」と思いました。
それから、状態は改善したものの、心臓の機能は戻らず、今後も治る事はないと言われました。
そして、それと同時に、今までのように肺炎や感染症にかかった場合、心臓の負担が更に増えるので、かなり厳しい事になるとも言われました。
それを聞いて
「次の春を迎える事は無理かもしれない」
と思っていました。
心不全と診断され、園でもいろいろ検討してくれて、息子の負担が少しでも軽くなるようにと、訪問療育の話も出ました。
でも「お友だちと一緒に楽しい体験を少しでもさせてあげたい」
という私のわがままを聞いてもらって、最後まで通園児として在籍させてもらいました。
(この私のわがままの為に、担任の先生ががんばってくれた事、本当に感謝してます!!)
みんなと一緒の通園グループで
みんな揃って卒園するのが私の目標であり願いでした。
その願いが今日叶いました
本当に、ありがとうございました。
最後、在園児や先生からの花吹雪のシャワーの中を通り、園を後にしました。
息子、凄い事になってしまいました
卒園、転勤と重なり、暫くは事あるごとに泣きそうです
桜を見て、こんなに切ない気持ちになったの、生まれて初めてです。
これから先、桜を見るとこの気持ちを思い出すだろうな~