一昨日は、東峰村ガストロノミーでした。

高取焼宗家と片岡酒造さんとを見学してもらって、岩屋湧水を訪れてから、あんたげにての夕食。

東峰村の歴史や文化の背景を見ていただいてから、村の特産品を東京の乃木坂しんの石田さんに料理していただきました。





器は長男である高取春慶の器のみ。

小鉢、酒器、皿などあらゆる種類のものを高取焼にて表現いたしました。









ペアリングに片岡酒造さんのしぼりたての生のお酒を始め、様々なラインナップを嗜んでいただき、参加された皆様からはお喜びの声を聞くことができました。

私たちもこのイベントを通してたくさんの学びを得られ、お客様との会話も弾み楽しい一日となりました。







お世話いただきました『日本で最も美しい村連合』の皆様、有難うございました。

先日、『神の器』という本を執筆された韓国の申先生ご一行様がご来窯されました。

『神の器』の主人公は、高取焼の始祖 八山がモデルとされてます。
高取焼宗家の初代のお墓などご案内させていただき、制作の工程などもご覧になっていただきました。

主人である十三代八山は、何度も名刺の裏にサインを求められて、戸惑っておりました。笑

皆様、本当に有難うございました‼️

2月19日、ジャパンクラフト21のクラフトリーダーとして、長男春慶が授賞式に出席いたしました。

以下、本人の文章です。

学生時代に学んだ金属工芸。そして父のもとで本格的に向き合った高取焼。
異なる素材と出会い、向き合い続けてきた時間が、今回こうして授賞という形で評価頂いたこと、心から光栄に思っています。
短大で金属工芸を学んだのち、父に師事し陶芸の道へ。卒業後20歳の頃、ルーシー・リーの作品に出会い、洗練された形と色、そして釉薬の美しさに強く心を奪われ、その洗練された形を高取焼に表現することにハマっていました。

その後、3年間の作陶修行を経て、遠州茶道宗家にて内弟子として3年間お茶を学びました。
修行時代に心に刻まれた言葉があります。
「旧きとても形いやしきは用いず
新しきとても形よろしきは捨つべからず」
古いか新しいかではなく、本質的に“美しいかどうか”を見極めること。
この言葉は、今も私の制作の軸になっています。
茶の湯の中で、魯山人や仁清の仕事に惹かれました。
魯山人の形は良いが色が出なかったものを、銀彩として再生させる。仁清の釉薬と金銀彩を組み合わせた洗練された作品。
遠州の教え、茶の修行で培った審美眼、そして金属工芸の経験。それらが一本の線となり、今の「異素材との融合」という表現へと繋がっています。
現在は金銀彩にとどまらず、漆とのコラボレーションなども展開しています。
伝統を守ることは、形を固定することではなく、時代と呼吸しながら、価値を更新し続けることだと考えています。
これからも他の伝統工芸とも積極的に交わりながら、より多くの方に伝統の魅力を届けられる作品を生み出していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。