皆さま こんばんは
今日は更新の
予定ではなかった
のですが

皆さまに
知っていただきたくて
アップすることに
しました

今朝
出勤の為に
バイクでいつもの
道を走っていました



この
古い長屋の前の
駐車場

数年前までは
茶トラや茶白の猫ばかり
7~8匹いました

長屋に住んでいた
おばさんが
お世話をしていましたが

いつしか
長屋は全て空き家になり

あんなにいた
猫たちが
時々2~3匹いるだけ

夜に
まるで隠れてしている
かのように
女性がその
2~3匹にごはんを
あげているのを
何度か見ました

ずっと
猫たちの事が
気になっていて
お話を聞こうと行くと
いなかったり

そして

最近は

猫の姿はおろか

そのエサやりさんの
姿も
全く見なくなっていた
のです

いつも いつも
私は通る度に

猫を探していました

そして今日

うずくまり
動かない猫を見つけ

バイクを止め

「死んでる?」

近寄ると

生きていました❗

私を見て
「ニャー」
小さな声で
救いを求めるかのように

出勤前でしたが

私の中には

躊躇は全く
ありませんでした

保護部屋にキャリーを
取りに走り
少し動いていましたが
そこにいました

チュールを
あげてみましたが
やはり食べず

すぐに抱き上げ
キャリーへ入れ

もう
抵抗する力もない‥

その場所から
2、3分の所にある
かかりつけ医に
走りました

まだ
8時45分くらいでしたが
診てくださると
言うことでした




ひどい貧血と口腔状態と
ひどい黄疸

おそらく
白血病に罹患していて
発病しているのではと

出来る事をしましょう
この状態では
もたないかもしれないが
血液検査は
今この状態でしても
意味がない

点滴に抗生剤や
栄養剤
インターフェロン

保護猫価格に
してくださった先生

ありがとうございます

しばらく毎日
点滴に連れてきて
ください

‥それももう

必要なくなりました



保護部屋に連れて
行きました
もちろんドアを閉めて
隔離で
お水を置くと
飲んだんです!
柔らかなウェットフード
を入れて

しばらく撫でて
抱っこして
お話しました

話かけると
ニャーと返事をして
くれました

今日は
私は残業で
清原さんが行ってくれる
事になっていました

ラインを入れて
簡単に説明

そして

夕方の休憩時間
ラインに

「猫ちゃん 亡くなってる」




持ち上げた顔が

らいおん丸のよう
だったので

ライちゃん

と名付けました

ライちゃん

こんな
ボロボロになってから

動けなくなってから

この場所へ
戻ってきたの?

もっと早く
現れてほしかった

貴方を

助けたかった

家族はみんな

どこへ行ってしまった?

悲しいよ

胸が痛いよ

涙が止まらないよ

確かに

この世に
生きていた
貴方の証

私がちゃんと
知っている

抱いた貴方は

かすかに
ゴロゴロ言ってくれたね

幸せに
してあげたかった

今度
生まれてきた時は

幸せな家猫に
なれるね


私には

見て見ぬふりは

とても
出来なかった

いったい

何人の人が
ライちゃんの横を
通り過ぎたのだろう

何台の
車やバイクが
通り過ぎたのだろう

気にかけてくれた人は
いただろうか

清原さんが

「最後に珀さんに見つけてもらって、愛に触れることが出来て
幸せだと思う」

私の心も
救われました

骨と皮に痩せ細り

ドロドロに汚れ

ボロボロで

これが

野良猫の実際の姿

外で狩りをして自力で
生きていく事等

猫には
出来ない


あのまま

誰に惜しまれることも
なく

道端で
死んでいたのだろう

その

僅かな無垢な命の
灯火に

僅かな時間の
愛を注ぐことが
できた

時間は僅かでも

一生

愛を注ぎ続ける

ライちゃん

私を見つけてくれて
ありがとう

私に

見つけさせてくれて

ありがとう

貴方を

一生

愛してる


cat&stone「珀」