不思議な対談 | 月池川 冬

月池川 冬

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 昨夜のNHKの堺屋太一と又吉直樹の対談は実に不思議な対談であった。又吉の寡黙というか、話下手というか、対談そのものに対する無関心ぶりが興味深かった。対談っぽく振る舞う気持ちは微塵もないかのようだった。NHKのスタジオであんな風に振る舞えるということは大変なことである。

 たしか、お笑い芸人ではなかったか?ほんとうだろうか。同じNHKの午後の番組に出ていたつぶやきシローなんかとは大違いではないか。ボケるわけでもなく、突っ込みを入れるわけでもなく。気の利いた対談番組にしようなんて気持ちは全くない。番組のテーマに対する気持の準備も全くなかったようである。

 それじゃ、又吉氏がぺらぺら喋ったほうがいいかとなると、全くそうではない。むしろ、あれで良かったという気分ほうが強い。寡黙、無関心、全く対談っぽくない対談。あれで良かったのだと思う。