『弱い者いじめ』という言葉があります。

 

自分より力が弱いもの、立場が弱いもの、小さいもの、能力が劣るもの、貧しいもの、地位が低いものなどを・・・・そうでないものが苛める。

 

 

道路で云えば・・・

 

歩行者 < 自転車 < オートバイ < 車

 

この順番でしょう。

 

但し、喩えば、歩行者でもお年寄りや小さい子供、障害者などは”弱者”。

 

また、男性より女性が弱者という強弱の順があるように、自転車・オートバイ・車にもそれぞれあります。

 

アオリ運転なんてのも、強者が弱者を苛める、要は『弱い者イジメ』のひとつじゃないでしょうか。

 

強い者には媚びへつらい、弱い者はイジメるという性格を持つ人が、日本に何%いるか分かりませんが、仮に1%だとしてもざっと120万人。

 

そのうち半数が免許所持者で車を運転していると仮定すると、60万。

 

女性のあおり運転はほとんど聞かないですから、全く大雑把な推論で申し訳ないのですが、

30万人くらいはあおり運転をする。

 

この中には、『(普段は大人しいのに)ハンドルを持つと性格が凶暴になる』という人は含まれません。

 

 

 

要は、『あおった』『あおられた』と云うのは、事件や事故にならないケースがかなり多いのではないでしょうか。

 

そういう訳で、思うに先の法改正(あおり行為の罰則化)は、遅かった気もしますが、”ナイス”感が強いです。

 

後はどう取り締まるか、でしょうね。