一雨ごとに秋の気配が濃くなってきている。

というか今日はちょっと寒いくらいだ。

ついこの間まであんなに暑かったのに、

ちょっと間に秋が其処此処に。


今年も秋になるにつれ、行きたい展覧会が増えてきている。

国立新美術館の「陰影礼讃」、「ゴッホ展」

横浜美術館の「ドガ展」 ←これは絶対行く!行きたい!!

ポーラ美術館の「アンリ・ルソー パリの空の下で」

東京藝術大学大学美術館の「黙示録―デューラー/ルドン」にも行きたい。

国立博物館の「東大寺大仏―天平の至宝―」・・・

東大寺については実際に奈良で見たいんだけど、

奈良に行くと2,3泊しないと満足できない。

それにせっかく奈良に行ったら京都も回りたいし・・・

京都で2泊追加・・・

財布の中にも秋風が吹く今日この頃、

ちょっと・・・いや、かなり無理だなと。


とりあえず、東京周辺の美術館巡りで・・・


それと、どこかの美術館でハンマースホイの展覧会やってくれないかと。

ハンマースホイなら地方でも行きます。必ず行きます。


木々の葉も少しずつ色づく今日この頃。

でも一番秋を感じられるのはスーパーマーケットだったり・・・


今日の「クローズアップ現代」にて。


菅さんの勝利が主題だったが、

最後に、民主党菅陣営江田五月さんが「また党内で混乱があった場合は批判してくれればいい」

NHKキャスター国谷裕子さん「今日本にそんな猶予は無い」。


国谷さんの言はあまりにもっとも。

何なんだろうこの多くの国会議員の緩さは。

そうでない人もいるのだろうが、なにか時間的スケールと緊迫感において違和感がある。

議員の皆さんかなりお忙しそうだが、注力のベクトルが違うのではないだろうか?

また国会の予算委等の中継を見ていると何やってんだ?感は否めない。


彼ら国会議員は(色々含めて)年収5000万とも。

時給換算で幾らか、今どれだけ無駄になっているか自覚があるのだろうか?

それだけ貴重な時間を費やした分、日本が停滞している事をどう思っているのだろうか?

是非とも事業仕分けの対象にしてもらいたいものだと思う。

もしくは国会議員の給与はGDPに比例させるとか。



あの日は、仕事から帰ってきてネクタイをはずしながらテレビをつけた。

その時に見た衝撃的な映像は未だに忘れられない。


ニュースで煙を吹くビルの映像とともに、

アナウンサーが興奮気味に旅客機がWTCに突っ込んだとアナウンスしている。

「なんだ?事故か!?それにしてもすごいな・・」と思った。

と、その直後に、見ているその映像の中でもう一つのビルに飛行機が突っ込んだ。

その時に湧き起こった底の知れない怖さは未だに忘れられない。

なんだこれはと、なにが起こったかのかと軽くパニックになった。

戦争が起こったのかと思った。

そしてそれは本当の戦争となった。


同時多発テロでの死者は約3000人。

その後のイラン、アフガニスタンでは一体どれくらいの人が死に

どれくらいの人が犠牲者となっているのだろう。


同時多発テロは始まりではなく、憎しみの連鎖の途中の出来事。

元を辿れば、第二次大戦後の中東に対する連合国の対応。

さらに遡れば・・・

言えるのは憎しみの連鎖は今もまだ続いている事。

より悲しみを増して。


今年4月に亡くなられた免疫学者多田富雄氏の最後の言葉、

「長い闇の先に希望が見える。寛容の世界が広がっている」

いつかみんなが許容しあい尊敬し合える日が来ることを願って。