賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ――愚かな政治家は大衆に阿る(3)[HRPニュースファイル1407]

http://hrp-newsfile.jp/2015/2276/

文/幸福実現党・京都府本部副代表 植松みつお

前の2回分で日本と朝鮮半島の歴史の関わりについて、(1)3世紀、三韓征伐の時代、(2)7世紀、白村江の戦い、(3)16世紀、元寇、(4)16世紀末、文禄・慶長の役を述べて参りました。

今回は、19世紀から20世紀にかけての歴史を見て参ります。

(5)19世紀から20世紀にかけてのロシア南下政策

朝鮮半島の混乱が日本にも影響を与えた歴史として、5度目が江戸末期から明治の時代です。

この時の最大の危機はロシアの南下政策でした。その時の朝鮮半島の情勢は、国家としての体を成さない清国が属国化した李王朝がある状態でした。

このままではロシアに朝鮮半島が奪われてしまう。そうなれば日本も危ない。そうした危機感から日清戦争に勝ち、韓国を独立させます。しかし、自立心のない韓国では10年しか持ちませんでした。

結局、朝鮮半島の自立と満州国の独立のため、日本はロシアと戦う羽目になってしまいます。多くの日本人が「ここで日本国が滅ぶのか」と思った日露戦争に勝利し、朝鮮半島を「併合(植民地ではない!)」しました。

多くの日本人が勘違いしている「日韓併合」は、植民地化ではありません。なぜならば、明治44年から昭和20年までの「日帝36年間」の国家予算を見れば分かります。

その間につぎ込んだ財政は、4600万円から31億円の67倍増、公債も1000万円から5億7000万の57倍増となっています。

これを見れば、明治政府がどれほど朝鮮半島を善くしようとしたか、その意気込みが分かります。

社会の教科書や朝日新聞などでは未だに植民地=搾取という見方がありますが、その実態は全く逆で、日本国民からの血税という”支援”で支えられていたのです。

すべては、「朝鮮国を自主独立させるため」だったことを強く明記しておきたいと思います。ここでの教訓は、「権利の上に眠る者は保護されない」ということです。

特にこの「日韓併合」については、日本国政府がしっかりとした態度を示さなければなりません。米国が日本の国の立場を弁護してくれることなどないからです。

ましてや、日本国政府が義務教育で「日韓併合」を植民地政策と教え続けていては、どうしようもありません。「自虐史観ここに極まれり」というところでしょうか。

戦後70年を境に、この「自虐史観」も終わりにしなければなりません。

(6)20世紀、朝鮮戦争

そして、直近の六度目の危機が、1950年に始まった朝鮮戦争でした。北朝鮮が中国共産党軍と組んで、朝鮮半島を統一しようと南下してきました。

この戦争で日本を占領していた米国GHQマッカーサー元帥は、シロアリのごとく攻め寄せてくる中国軍に恐れをなして、原爆を使用しようとして、トルーマン大統領に元帥を解任されました。

そして、米国に帰り、公聴会で有名な発言をします。

「日本は、自衛のための戦争をした」と。この言葉が、日本国内にどれほど伝わっているでしょうか?左翼マスコミは全く無視し、多くの政治家は発言を控えたままです。

事実、その後の義務教育の中で「日本は自衛のための戦争をした」とは教えられていない事実を見ればわかります。

この朝鮮戦争の2年後、日本国はGHQによる占領が解かれ、サンフランシスコ講和条約が締結され、晴れて自由の身、独立国家となる訳です。ここでの教訓は、政治家の誤った判断は、国民の不幸となるということです。

戦後の適切な処置、占領が解かれた後に吉田首相が「大東亜戦争の総括」を国民に示しておけば、後に来る教科書問題や従軍慰安婦問題などの嘘に翻弄されることはなかったと思われます。

当然、日韓における感情もこじれることもなかったと感じます。すべては政治家の判断ミスから不幸が始まったと言えましょう。
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【本日のニュースクリップ】
1. 6/24はUFOの日 宇宙人とのコンタクトに備える【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
2. ギリシャがデフォルトを回避する根本的な方法
3. 日本の再武装が中国のアジア支配を打ち破る【インド安全保障専門家チェラニー氏に聞く(2)】



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◆6/24はUFOの日 宇宙人とのコンタクトに備える【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9785

6月24日は世界的な「UFOの日」。これは、1947年6月24日に米ワシントン州で、実業家のケネス・アーノルドが不思議な物体を目撃。「空飛ぶ円盤のようだ」と表現したことから、「フライング・ソーサー」との呼び方が定着したことにちなんでいる。

UFOや宇宙人について、日本では「マニアの話題」という扱いも多いが、アメリカをはじめとする海外では、安全保障の観点からも真剣に議論されている。

アメリカの未来学者・スタン・シャット博士がこのほど、人類と宇宙人が初めて大々的に接触した時の地球に与える影響を考察した書籍『Extraterrestrial First Contact(宇宙人とのファースト・コンタクト)』を出版した。シャット博士は、主に未来のテクノロジーや市場の予測などに関する書籍を多く著し、東京大学にフルブライトの招聘教授として招かれたこともある。

同書では、UFOや宇宙人に関する数多くの文献を紹介しつつ、人類がすでに古代に宇宙人とコンタクトしていた可能性や、アメリカ政府による宇宙人関連の情報のコントロールについて論じる。そして、人類と宇宙人が大々的にコンタクトを果たした後の、世界の宗教や平和、政治、経済、科学、メディアに与える影響を予測する。宇宙人と接触する際には、地球代表として国連のような国際的機関が必要だという指摘もある。

シャット博士と似た考えを持つ人は他にもおり、デンマーク人など欧州の人々が製作したドキュメンタリー「The Visit(訪問)」が、アメリカのサンダンス映画祭や、イギリスのシェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭で上映されている。これは、「宇宙人が地球に来たら、どう対応するか」について、国連宇宙局やNASA、国防省などにインタビューしたものだ。

またシャット博士は、人類と宇宙人とのファースト・コンタクトが世界経済に与える影響として、当初は混乱を避けるために株式市場を閉鎖するかもしれないが、その後、宇宙人のもたらす技術やエネルギー技術への影響は計り知れないものになるだろうと指摘する。

実際、2013年の世界経済フォーラム(ダボス会議)の分科会でも同様の話題が出ていた。未知の要素の1つとして、「宇宙人の存在が国家や企業に与える影響」についての議論があり、ハフィントン・ポストなどが報じている。ダボス会議のウェブサイトは、知的生命体の存在は、人類の哲学や宗教を揺るがすことになるだろうと報告している。

それは例えば、現れた宇宙人が人間とは異なる姿をしていた場合、「神は自分のかたちに似せて人を創造された」という旧約聖書の内容が揺らぐ可能性があり、シャット博士によると、現在、キリスト教各宗派は様々な説明を用意して宇宙人の出現に備えているという。

ちなにシャット博士自身は、人類は宇宙からもたらされた可能性があると考えており、残念ながらその考え方の基礎は進化論にあるようだ。この部分は、今後、既成宗教への挑戦となるかもしれない。しかし、宇宙の生命の起源は「神の領域」である。

この議論は置いておくとしても、何億年もの時間の中で宇宙が進化してきたならば、地球より進化した宇宙人がいないと主張することには無理がある。

宇宙人とのファースト・コンタクトは、SF(サイエンス・フィクション、空想科学)ではなく、現実の問題として想定しておくべきだ。少なくとも、海外では現実に起こり得る問題として想定している事実を、日本人は知らなければいけない。(純)

【関連記事】
2015年6月14日付本欄 UFO会議が世界で次々開催 地球人類はどこから来たのか【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9754

2015年6月5日付本欄 核融合エンジンで火星へGO! 宇宙探査の未来(1) 【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9723

2015年6月号記事 目を覚ませ! UFO後進国ニッポン - 米中は「宇宙人技術」を持っている
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9532

2015年4月13日付本欄 エイリアン・アブダクションから身を守るマニュアル本出版
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9471



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【June 23, 2015】A New Cold War Order: The U.S.-Japan Alliance Faces a Rising China

The Cold War between the U.S.-Japan alliance and China has silently begun. 57 countries, excluding Japan and the U.S., have become members of the Asian Infrastructure Investment Bank (AIIB) led by China. Despite America having announced its intention to not join, many European countries such as the ...

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【本日のニュースクリップ】
1. 日韓外相会談で日本に歩み寄る韓国 日本は歴史問題で妥協する必要はない
2. 香港デモ主導団体が、天安門事件の追悼集会に不参加
3. アメリカの黒人教会で銃撃事件 人種差別を乗り越えるには?
4. 沖縄戦70年 日本軍が沖縄を守ろうとした事実こそ風化している



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◆日韓外相会談で日本に歩み寄る韓国 日本は歴史問題で妥協する必要はない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9782

日本と韓国が、国交を正常化する日韓基本条約に調印してから、22日で50年を迎えた。安倍晋三首相、朴槿恵大統領は、東京とソウルで開かれた記念式典に参加した。
当初、両首脳は欠席の予定だったが、21日に行われた岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相との外相会談を経て出席を決めたようだ。

会談では、今まで韓国が頑なに否定していた、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録について両国が協力することで一致。日韓の関係改善を妨げている慰安婦問題についても深入りはせず、韓国が日本に歩み寄った形となった。

会談を報じた各紙は、「世界遺産に協力」「日韓首脳会談の早期開催を目指す」という点を強調しているが、実際は、自国の安全保障問題の先行きが見えない韓国から日本に対する、「関係を改善したい」というメッセージだろう。それは次のような会談内容からも垣間見える。

まず、日本で集団的自衛権の行使を具体化する安全保障関連法案が審議されていることについて、尹外相は「日本側から透明性を持って説明があったことを評価している」と評価した。
また、北朝鮮の核・ミサイル問題に関しては、日米韓で連携していくことを確認し合った。

背景には、日本との連携を図らなければ、安全保障上きわめて厳しい局面に立たされる韓国の弱い立場がある。

韓国は、同盟国であるアメリカの反対を押し切って、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加。しかし、国防についてはアメリカに頼らざるを得ない。

今年3月には、韓国国内に配備される予定である米軍の新ミサイル防衛システムについて、中国が「地域の平和と安定を損なう」と主張し、韓国にも懸念を表明した。これに対しては韓国も珍しく、「我が国の安全保障政策に影響を及ぼそうとすべきではない」と発言した。

韓国のこうした外交姿勢には、米中のどちらに軸足を置くべきかという迷いが感じられる。だが、北朝鮮の核の脅威は高まる一方なのに、中国は同盟国である北朝鮮の暴走を止めないばかりか、南シナ海の島を次々と埋め立て、野心をむき出しにしている。韓国は中国に自国の未来を委ねることは現実的な選択肢ではなく、中国に飲み込まれてしまう可能性が高いという現実を直視し始めたのだろう。

韓国が自国を守るためには、同盟国であるアメリカとの連携や、そのアメリカをバックアップする日本との関係改善が必要である。韓国もそのことに気づき始めてはいるようだ。

ゆえに日本は外交上解決している歴史問題で妥協する必要はない。むしろ、日本はアジアの平和と安定に対する責任を自覚し、中国や韓国をも民主主義国家に導く力を持つべきだろう。(佳)

【関連記事】
2015年7月号記事 厄介な国、中国・韓国との付き合い方 - 編集長コラム
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9653

2015年6月20日付本欄 日韓国交正常化50周年 韓国は日本の貢献を認め、誠実な外交を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9774

2014年3月26日付本欄 日米韓首脳会談で"圧勝"の日本 日韓の争いはすでに決着している
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7596



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