中国が南京大虐殺をユネスコの記憶遺産に登録申請[HRPニュースファイル1032]

http://hrp-newsfile.jp/2014/1512/

文/幸福実現党政務調査会 佐々木勝浩

◆中国が南京大虐殺をユネスコの記憶遺産に登録申請

中国が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に南京大虐殺を登録申請するため慰安婦に関する資料とあわせ、今年3月にユネスコに申請書類を提出しました。

新華社は、南京大虐殺記念館などが当時の日記や写真、映画フィルム、旧日本軍の戦争犯罪を裁いた南京軍事法廷の記録文書など11組の資料を選んで申請し、ユネスコが7月に申請内容を公表すると報じています。(産経6/12)

ユネスコの記憶遺産は、申請から決定までに通常約1年半かかり、文部科学省によると、登録申請の締め切りは西暦の各偶数年の3月末までで、中国が今年3月末までに申請していたとすれば、申請が認められるかどうかは来年の夏頃に決まる可能性が高いとのことです。

申請後はユネスコによる事務的な審査を経て、奇数年の5~8月に開かれる「ユネスコ記憶遺産国際諮問委員会」の審査を経て、最終的にユネスコ事務局長が可否を決定する。 (産経6/11)

中国外務省の華報道官はユネスコへの申請の目的について、「歴史を心に刻み、非人道的かつ人権を侵害する犯罪行為が、繰り返されることを防ぐためだ」と強調しています。(産経6/10)

◆日本を責める資格もない中国の蛮行

中国は、これまでも日本軍が南京市民30万人を虐殺したと主張してきました。しかし天安門事件でハンストを行い平和裏に民主化要求してきた学生や市民に発砲し戦車で蹂躙した中国に日本を非難する資格はありません。

中国共産党が天安門事件の死者数は数千とも万を超えるとも言われていますが、天安門事件そのものがなかったとし、自国軍が殺害した数字も満足に数えられない国が、なぜ70年前の日本軍による30万人虐殺を数えられるのでしょうか?

またチベット、南モンゴル、ウイグルを侵略、大量粛清し、ウイグルの独立を求めた抵抗をテロ呼ばわりするような国の蛮行こそ、ユネスコの記憶遺産に登録申請されるべきです。

「非人道的かつ人権を侵害する犯罪行為が、繰り返されることを防ぐ」との中国外務省の華報道官の発言を、そっくりお返ししたいところです。

ちなみに、「ユネスコへの記憶遺産登録申請」は、政府に加え、地方自治体や民間団体、個人でも可能だそうです。(産経6/11)

◆南京大虐殺は本当にあったのか?

では、南京大虐殺は本当にあったのか?

適切な言葉を使うとすれば、「南京戦はありました。戦争ですからそれによって死者もでました。しかし日本軍が南京市民を30万人も大虐殺した事件はありませんでした」ということになるでしょう。

当時、日本が南京を攻めた当初は銃撃戦があったのですが、その後、国民党軍は逃げ惑い、兵士の一部は市民のなかに隠れて「安全区」に逃げ込んだり、市民に化けて日本兵を襲う者もおりました。

兵士が市民に化けて戦うことは国際法で禁じられています。兵士はヘルメットを被っているため、額が日に焼けていません。日本軍は市民から兵士を見分けて、時には戦わざるを終えませんでした。

こうしたことが市民を虐殺したことと誤解されているのです。

◆人間離れした日本兵

中国の言い分が真実だとすれば、以下のようになります。

(1)当時南京市民は20万人、日本軍は30万人殺した。つまり「人口以上の市民を殺す能力」を日本軍は持っていた。ユネスコではなく、中国の推薦で「世界珍記録」として登録されるべきである。

(2)当時、南京戦を戦った日本兵は5万人。30万人の市民を大虐殺したとすれば、わずか数週間の間に1人で6万人を殺したことになる。しかギネスブックにも記録されない。

(3)米軍が広島に落とした原爆の死者は10万人。日本軍は30万人を殺戮する原爆3個分に匹敵する秘密兵器を持っていたのか。そんな秘密兵器を持っていたら、そもそも日本は負けるわけがない。

(4)日本軍は戦うだけでなく30万の遺体を一夜の間に片付けることができる能力を持っていた。もしかしたら宇宙人に遺体の回収を頼んだ・・・

(5)日本軍が30万人を虐殺したとすれば南京市内には誰もいないはずであるが、城内の「安全区」には20万人の市民であふれていた。中国人は殺されても生き返るのだろうか?

以上、虐殺数は大きな論点ですが、常識的に考えても30万人の虐殺はあり得ないことです。

中国がどんな資料をユネスコに持ち込んだのか、7月に公表されるとのことですが、中国は世界を巻き込んで日本包囲網を形成しようとしています。しかし中国の嘘は、必ずばれる時がきます!

次回は、世界でベストセラーになり日本の南京大虐殺「ザ・レイプ・オブ・南京」(アイリス・チャン著)等を取り上げながら別の視点で「南京大虐殺問題」を論じてみましょう。
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【本日のニュースクリップ】
1.「プーチンTシャツ」がロシアで大人気 西側諸国こそ「冷戦構造」から脱却せよ
2.中国に続き、韓国も「慰安婦」を世界記憶遺産へ 迎え撃つテキサス親父らが日本で講演へ
3.原賠法の見直しもいいが、その前に、震災当時の菅首相の対応を厳しく見直すべき



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◆「プーチンTシャツ」がロシアで大人気 西側諸国こそ「冷戦構造」から脱却せよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7985

ウクライナ問題をめぐって、欧米諸国から批判を浴びるプーチン大統領。しかし、ロシア国内では、プーチン人気が止まらない。大統領府があるクレムリン近くの百貨店には、さまざまな格好のプーチン氏を描いたTシャツの販売店がオープンした。

販売されたTシャツのデザインは15種類。プーチン氏が、アロハシャツ姿でカクテルを片手に「クリミアからこんにちは」と呼びかけているものや、迷彩服を来て馬にまたがったもの、サングラスをかけたものなどさまざま。それらのプリントともに、「誰も私たちに追いつけない」「おまえの考えはお見通しだ」など洒落の利いた言葉が躍る。

11日の開店と同時に、若者を含む多くの客が詰めかけ、1枚1200ルーブル(約3600円)のTシャツ3000枚が、数時間で売り切れた。Tシャツを製作したデザイナーの1人は、「ソチ五輪の大成功に、クリミアの編入。最近のロシアの勝利に刺激された」と語る(12日付産経新聞)。

この「プーチンTシャツ」の店頭販売は3日間限定。需要があれば、インターネットでの販売や新たな店舗販売も検討する。ちなみに同店では、プーチン氏を描いた携帯電話のケースが600ルーブルで売られているという。

プーチン氏は、ロシア国内では「決断力を兼ね備え、知的で有能であるだけでなく、経験豊富」と高く評価されている。特に、3月のクリミア併合後、人気はうなぎのぼりで、併合時に75%だった支持率が、併合後には82.9%まで上昇。その後も80%以上の支持率を保っている。また別の調査では、61~66%の人が「プーチン氏を信頼している」と回答。「信頼していない」人は、わずか3%だった。

一方、国際社会では、厳しいプーチン批判が続く。クリミアを併合したことで、欧米各国は「独裁者」「現代のヒトラー」と非難し、ロシアのソチで行われる予定だったG8の首脳会議をキャンセル。その代わりに、6月にベルギーのブリュッセルでロシア抜きのG7首脳会議を開いた。

だが見逃してはならないのが、今のロシアはかつての全体主義国家・ソ連とは異なるという事実だ。プーチン氏は、ソ連時代に認められていなかった「信教の自由」を認め、自身もロシア正教会を積極的に支援している。言論の自由などの課題を抱えてはいるが、ソ連崩壊から20年余りしか経っていないロシアに、欧米諸国と同レベルの自由や民主主義を性急に求めるのは酷である。

今、為すべきは、西側諸国こそがひと昔前の「冷戦構造」の意識から脱却し、ロシアという国やプーチン氏という元首を正しく評価して、対中国包囲網の一員としてロシアを引き込むことである。(飯)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『プーチン大統領の新・守護霊メッセージ』 大川隆法著
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【関連記事】
2014年7月号 Part0 プーチン大統領物語 知られざる素顔, Part1 ロシアのクリミア編入は「防衛」が目的-この“独裁者"は天使か? 悪魔か? プーチンの正義
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7886

2014年6月7日付本欄 ロシア国民の71%が対米関係「悪い」と回答 日本は米露のかすがいに
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7957

2014年6月4日付本欄 ウクライナ東部を鎮静化する気がない欧米諸国 日本は対ロ制裁をする必要があるか?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7948



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なぜ韓国は中国についていくのか 韓国研究者の荒木信子氏に聞く(1) 鈴置 高史 2014年6月12日(木)

荒木信子(あらき・のぶこ) 韓国研究者、翻訳者。『なぜ韓国は中国に ついていくのか――日本人が知らない中韓連 携の深層』(2014年、草思社刊)で、日本 人の気がつかなかった微妙な中韓関係を掘 り下げ、注目される。1963年生まれ。1986 年に横浜市立大学文理学部国際関係課程卒 業、1992年、筑波大学大学院地域研究研究 科東アジアコース修了。修士論文のテーマ は「韓国人の日本観」。訳書に『金大中 仮面の裏側』『「偉大なる将軍様」のつく り方』など。『ある朝鮮総督府警察官僚の 回想』『日本統治時代を肯定的に理解す る』に編集協力した。

・対日共闘は冷戦期に萌芽

-中国と韓国の「対日歴史共闘」は1980年 代に萌芽がある、とのご指摘は新鮮でし た。

荒木:第2章の「中韓関係の節目、国交正常 化」のところですね(66ページ)。対日歴 史共闘が芽生えたのは1982年のいわゆる教 科書問題からです。当時は冷戦真っ盛り。 もちろん中韓両国の間に国交はなく、敵同 士でした。

しかし韓国の国会議員の中には、中国と 連携して日本に対抗しようとの発想が生ま れていたのです。国交がなかったため、現 在のような明確な「反日共闘体制」には至 りませんでしたが、この時に今の中韓連携 の下地が準備されたといえます。

鈴置:韓国人の対中依存心の根深さを物 語っていますね。

-荒木さんは豊富な資料を使って、韓国が どんどん中国に取り込まれている半面、日 本とは疎遠になっている現実を描き出しま した。これも多くの日本人にとって驚きの 話です。

荒木:李明博(イ・ミョンバク)大統領が 竹島を訪問した後に「日本はもう昔の日本 ではない」と語りました。

鈴置:「日本に昔のような力はない。も う、怖くないぞ。日本を怒らせても反撃し てこないから大丈夫」との趣旨でした。

・日本を上から目線で見る韓国

荒木:ええ、それが本音でした。そし て、その韓国人の心情の変化――上から目線 で日本を見るようになっていることに、日 本人は気がついていませんでした。韓国も また「昔の韓国ではなくなっていた」ので す。

韓国にとって中国の存在は大きくなる一 方です。韓国を訪れた外国人の数は、2013 年に日本人を抜いて中国人が1位になりまし た。

韓国に定住する登録外国人の数で見ると もっとはっきりします。中国籍を持つ韓国 系中国人である朝鮮族を含めると、中国人 の数は1995年に日本人を抜いて3位に。翌 1996年には1位に躍り出ます。1992年の中 韓国交正常化からわずか4年後です。 (>>2以降へ続く)

日経ビジネス 2014年6月12日(木) http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140609/266488/?P=1

3: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2014/06/12(木) 07:17:59.05 ID:???.net

>>1の続き

・急速に高まった対中依存度

荒木:私が留学生としてソウルに住んでい たのは1990―1991年です。あの頃はまさに そんな感じでした。韓国にいる外国人と言 えば日本人。延世大学語学堂の学生はほと んどが日本人か在日韓国人でした。

ソウル大学の語学学校はもう少し国籍が 多様で、共産圏からはポーランドの留学 生、中央アジアから来た韓国系の人がいま した。

韓国の輸出先を見ても、当時の中国の影 の薄さが分かります。1990年の仕向け地は 多い順位から言うと、米国29.8%、日本 19.4%、欧州15.4%。それらに比べ、中国 は0.9%に過ぎなかったのです。

ところが2001年に中国は日本を抜き、 2003年には米国を抜いて1位に躍り出まし た。2010年には韓国の対中輸出は全体の 25.1%を占めるようになり、日米欧を合わ せた28.2%と肩を並べました。恐ろしい速 さで韓国の対中依存度が高まったのです。

1992年の国交正常化が大きな転換点とな り、韓国は中国と抜き差しならぬ関係に陥 りました。それと反比例して日本の存在感 は急速に落ちて行ったのです。

しかし、日本では2000年代初めから「韓 流ブーム」が起きていたものですから、日 本人は何か日韓が近寄っているように思い 込んでいたのです。

・鳥居民氏の勧め

-中韓関係をここまで掘り下げて分析した 本は珍しい。なぜ、この本を書かれたので すか?

荒木:現代中国や日本現代史を研究されて いた故・鳥居民さんから「日韓関係を中国 に絡めて書いてみてはどうか」と勧められ たためです。2012年春のことと記憶してい ますが、確かに、当時そうした視点の本は ありませんでした。

唯一の例外が鈴置さんの『朝鮮半島201Z 年』と、日経ビジネスオンラインの一連の 記事でした。鈴置さんはスポーツ選手の激 しい動きをカメラで追うように、最近の国 際関係の目まぐるしい変化を描写しながら 「中韓関係とは何か」を考えています。

私は激しく動いている物を撮ることは苦 手です。どこから入ろうかと考えて、韓国 に日本人と中国人がどれくらいいるのか調 べてみようと思い立ち、韓国の出入国統計 を調べてみたのです。

すると先ほど述べたような変化が面白い ように現れていました。さらに、何があっ たのだろうと調べていくと、あの本のよう な流れを「発見」しました。

私は「じっとしているもの」、つまり書 籍や論文、昔の新聞記事、統計データから 中国と韓国の関係の変化に気がついたので す。

先ほど申し上げたようにデータを調べる うちに「この人たち――韓国人と中国人は、 こんなにくっついていたのだな」と驚き、 それをテーマにしたのです。

(更に続く)

6: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2014/06/12(木) 07:18:46.62 ID:???.net

>>3の続き

・「謝れ」と言われ、過去だけ見てい た

-韓国の急速な中国傾斜、鈴置さん風に言 えば「離米従中」に注目する人が、お2人の ほかにあまりいないのはなぜでしょう。日 本にとっても相当に大きな問題なのです が。

鈴置:神戸大学大学院の木村幹教授は2012 年の段階で、日経ビジネスオンラインの 「韓国は『米中対立の狭間をうまく泳ぎ切 れる』と考えている」で韓国の二股外交へ の指向を明確に指摘しておられました。

2チャンネル的な世界では「離米従中」は だいぶ前から常識です。でも、これをテー マにした本はほとんど見たことがありませ ん。

荒木:日本人が韓国という国を見る時、日 韓関係しか考えなかったからと思います。 中国とどういう付き合い方をしているか、 あるいは米国との関係は変化していないの か――を見る必要が本当はあったのです。私 自身、今回この本を書くためにいろいろ調 べて、このことに気がつきました。

人間も同じですよね。どんな人と、どう 付き合っているかで、その人が分かると言 われます。自分との関係からだけでは見え てこない、その人の一面があります。

2つ目は韓国を「過去」の視点で見ていた からです。「植民地支配」とか、それによ る「反日」とか、それを解消する「謝罪」 とか、研究者はこんな文脈で韓国を捉えが ちだったのです。「過去」ばかり見ていれ ば「現在」や「未来」は見えて来ません。

韓国は何かと「過去」を言挙げし、「謝 れ、謝れ」と言い続けて来ましたから、こ ちらとしても「過去」に囚われてしまった のではないでしょうか。

・志の低いソウル特派員

鈴置:私がソウル特派員だった当時、よく 言われた風説は「新聞社の韓国屋さんには 広島支局経験者が多い」です。

実際は必ずしも広島支局経験者ばかりで はなかったのですが、記者として韓国人被 爆者をカバーするうちに韓国に関心を持つ に至った――という説明がくっついていまし た。

「日本人は韓国に対する自身の悪行を十 二分に学び、深く反省せねばならぬ。その 意識を日本人に広めるのが日本のメディア の責任である」との信念に燃えて記事を書 く"正統派"も結構いました。

私のように「三星電子と浦項総合製鉄を 研究するために韓国語を勉強した」なんて 記者は彼ら、正統派からすれば「邪道」あ るいは「志の低い人間」だったのです。

荒木:私が韓国に興味を持ち始めたのは 1980年代半ばです。当時私も「日本は韓国 に対する態度を反省せねばならない」と考 えていました。今思うと恥ずかしいのです が、その頃はそんな人が多数派だったので はないでしょうか。

鈴置:先ほど荒木さんが紹介下さった『朝 鮮半島201Z年』。「離米従中」をテーマに した近未来小説です。本を出した2010年当 時は李明博政権でしたが、韓国人ひとりひ とりの心の底に中国に対する恐怖心が蘇っ ているのが見て取れました。

そこで「最悪の場合、韓国は中立化する な」と考えまして、日本人に朝鮮半島の過 去よりも未来に目を向けて欲しいと書いた のです。

もっとも専門家からは一斉に「韓国が米 国を離れ中国に寄るなんて、あり得ない」 と言われました。「韓国は米国との同盟に よって北朝鮮から守られているから」とい う理屈です。

(更に続く)

8: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2014/06/12(木) 07:20:07.56 ID:???.net

>>6の続き

・立ち回りの上手い韓国人

荒木:専門家が韓国の対中接近を見落とし た3つ目の理由が、まさにその米韓同盟だと 思います。日本人は「同盟があるのだか ら、こっち側にいるに決まっている」と思 い込んでいたのです。

ただ、よく考えると「日本側」ではなく 「米国側」なんですよね。日韓がかつては 同じ国だったことや、韓国の日本への甘え から、そう感じていたわけです。私自身が 「過去」に惑わされていました。

4番目の理由が「韓国人は上手く立ち回る から」です。

鈴置:そこも大きなポイントですね。どん どん中国の言うなりになっているというの に、韓国人は「我々は中国が嫌いですか ら、絶対に中国側に行きません」などと説 明する。すると韓国に詳しくない日本人は そうだろうな、と騙されてしまう。

韓国人は島国ではなく、生存条件の厳し い大陸に生きている。ことに中ロという世 界の大陸軍国の隣に国を構えています。自 分の好き嫌いで国の針路を決められないの です。

でも、そこまで考える日本人は少なくて 「日本と同じように米国側に立って中国と 向き合うつもりだな」と思い込んでしま う。

荒木:そうなんですよ。「日韓で手を取り 合って中国に対抗しよう」と考える日本人 もいます。しかし、中韓国交正常化前後か らの韓国の態度を見れば、無理な願望で す。

・「中国と対等だった韓国」

鈴置:韓国に詳しい日本人が、米国の言う ことを拒否して中国の命令に従っている事 実を指摘しても、韓国人はその事実を絶対 に認めない。

意識調査をすれば「韓米同盟を弱めても 中国との同盟を強化すべき」と答える韓国 人が31.7%もいるのに、です(「もう、韓 国人の3割が『中国に鞍替え』」参照)。

挙句の果ては「韓米離間を図っているの だろう」と逆ねじを食らわせて来る。「日 本は中国に嫌われているので、米中双方と 仲のいい韓国に嫉妬している」と奇妙な理 屈で反論する“韓国きっての国際政治学者”も いました。

荒木:韓国流の理屈ですね。例えば『韓国 歴史地図』という本があります。韓国で学 校教育用に出版され、日本語にもなってい る本です。日本語版の新羅のくだり(41 ページ)に以下の記述があります。

・最終的に新羅は中国の年号を使用するよ うになったが、これは新羅が対内的に王権 が確立し、対外的に中国と対等な国家であ るという自覚を持っていたことを示す。 鈴置:強弁そのものです。唐の元号を採用 したのだから、どう考えても冊封体制に 入った――つまり、属国になったわけです。 それを「対等な国家」と言い張るとは。

荒木:一種の才覚ですね。韓国についての 知識がなかったら、納得してしまうかも知 れません。

(更に続く)

10: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2014/06/12(木) 07:21:10.33 ID:???.net

>>8の続き

・「歴史」も日本が言い出した

鈴置:「属国」に関してですが「韓国が中 国の属国だったかのように扱われた」と日 本人の前で怒って見せる韓国人を、少し前 に発見しました。これを聞いた普通の日本 人は「韓国が属国だったことはない」と勘 違いしてしまいます。

最近、韓国の政府関係者が「韓日関係が 悪化したのは日本が歴史で挑発したから だ」と言い出しました(笑)。

オバマ大統領らから「過去ばかりではな く未来を見よ。歴史を言い立てて米日韓協 調体制を破壊するつもりか」と叱られたの で「歴史を言い出したのは日本」という“事 実”を作る作戦と思われます。

日本のシンポジウムに来て「韓国は、中 国と組んで対日歴史共闘したこともなけれ ば、乗り出すつもりも全くない」と主張す る韓国人も登場しました。米国からイエ ローカードを渡されたからと思われます。 米国人の前でやけに強調していましたか ら。

韓国人の立ち回り――というか誤魔化しぶ りは大胆不敵です。日本人を騙しているう ちに、韓国人自身がそれを信じ込んでし まったりしますから、日本人が見抜くのは 容易ではありません。

荒木:鈴置さんの最近の記事「ついに『属 国に戻れ』と韓国に命じた中国」。その意 味で、最後の部分が面白かったです。

鈴置:二股外交を展開中の韓国が、米中双 方から「お前はどちらの側に立つのだ」と 脅されているという話でした。

最後の部分では、この事実を受けある韓 国の政治記者が「韓国の値段が上がったの だ」「米中の間で綱渡りしながら……均衡者 (バランサー)の役割も果たせるのだ」と 書いたことを紹介しています。

・阿Q正伝のような強がり

荒木:大国の間で右往左往しているのに、 韓国人は――全員ではないのかも知れません が――「韓国の値段が上がったのだ」と考え るのですね。さりげなく韓国を「米中を操 れる国」に格上げして喜んでいるわけで す。

鈴置:私は韓国人独特の「強がり」と見て います、阿Q正伝の主人公のような。た だ、注意すべきは韓国人同士で「強がり」 を言い合っているうちに、本当にそう思い 込んでバランサーを目指してしまったりす ることです。

バランサーになるには、相手にする2つの 国のいずれからも恐れられ、信頼されてい る必要があります。しかし韓国は信頼どこ ろか、米中双方に経済と安全保障の両面で 命綱を握られています。

韓国がこの2大国を操ることはあり得な い。普通はそんなことを意図するだけで双 方から嘲られるものです。現にミサイル防 衛(MD)などを巡り、韓国は米中の間で板 挟みに陥っています。

荒木:韓国人はよく「韓日は仏独のように 和解せねばならない」と言います。これも 日本を「敗戦国ドイツ」と同じように位置 付ける一方、自らを「アジアのフランス」 に格上げして自己満足する作戦と思いま す。

(更に続く)

11: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2014/06/12(木) 07:22:05.16 ID:???.net

>>10の続き

・戦勝国になりすます

鈴置:第2次大戦のアナロジーを使うのな ら、韓国はドイツの一部として枢軸国側で 戦ったオーストリアに相当します。韓国も 日本の一部だったし、多くの韓国人も枢軸 国側として戦争に参加したのですから。

だから米国を初めとする連合国は、当然 のこととして韓国を戦勝国に加えませんで した。日本に連座して戦犯国にされなかっ ただけ幸せでした。

しかし、韓国人は今も何とかして戦勝国 になりすましたいと考えている。欧州での 戦勝国たる「フランス」に自らをなぞらえ るのは、それもあるのでしょう。

-日本人とはいえ、専門家だったら韓国人 の誤魔化しにすぐに気がつくはずですが。

鈴置:2つあると思います。まず、韓国人の 誤魔化しというか法螺話にあきれ果て、無 視していたのです。法螺話どころではな く、事実とは180度異なる主張が多い。そこ で韓国人の主張はまともな議論の対象とは 考えられなかったのです。

もう1つは、韓国人の法螺話あるいは誤魔 化しを利用した人たちです。例えば「日本 は悪事の限りを尽くした。日本は反省と謝 罪が足りない」という自虐史観派にとっ て、韓国人の「常に韓国は苛められて来た のだ」という被害者史観は極めて都合がい いわけです。

荒木:日本の自虐史観と韓国の被害者史観 は持ちつ持たれつですね。