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精神的貧乏性、受難を好む性格、
「借金取りに追いかけられたくてしかたがない」
という性格を解消し、克服するために、
「豊かさは決して罪ではない」と、しっかり心に刻むことです。
 
「豊かであることは罪だ。ぜいたくは敵である」と思い、
たとえば、優雅な遊びをする人を見ると、
「あれはブルジョアである」と非常に反感を持つ人もいます。
しかし、豊かな人が、より大いなる仕事をして
人びとに貢献していくのは大事なことです。
 
「経済的に力がある」ということは、
「影響力がある」ということでもあり、
その影響力を用いて、より多くの人のために生きようとするのは、
価値のあることなのです。
 
借金、貧乏にあえいでいる人が、どうして、
世の中を動かすほどの力を持つことができましょうか。
そうした人が「世の中が悪い」と言ったところで、
どうにもなりません。貧乏な人より、
経済的に豊かな人のほうが、世を動かす力を
持つ可能性は高いのです。
 
結局、大切なのは、
「自分がどのような理想を抱いているか」ということです。
「自分を苦しめて、不幸のどん底にいるほうが、
精神的に安定感がある」ということならば、
やむをえないかもしれませんが、
「世に立って、多くの人を指導したい」と思っているのならば、
精神的貧乏性を早く脱却し、より大きな仕事をするよう、
心を切りかえていくことです。
 
貧乏の原因は心の貧しさにある場合が多いのです。
貧乏な人は、小さなところでは一生懸命に
倹約するにもかかわらず、大きなところで
無駄遣いをしてしまうことがよくあります。これは、
「自分を豊かにしないように、潜在意識が働いている」
としか言いようがありません。そうした傾向のある人は、
どうか、自分自身をよく振り返っていただきたいと思います。

「幸福になれない」症候群(255~257ページ)