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『生まれ変わりは勇気と決断がいる』というテーマで、
紫式部の霊言がありましたのでお届けします。

地上に生まれるということは、或る程度、決意がいります。
地上を去ってもう千年も経っております。
この世界を離れてもう一回ね、遥かなる異世界へ行くということなのです。

あなた方の世界でいうなら例えば宇宙飛行というのがあります。
譬えて言えば、宇宙飛行士になるということなんですね、
私達の世界からあなた方の世界へ生まれていくということは
宇宙飛行士に選ばれて行く場合は、まあ確かにロマンはありますが
危険があります。どんなふうになるか分らないのです。

自分が今居る世界に還って来れるかどうか、分からないんです。
地獄に堕ちるかも分からないのです。
危険が一杯です。それと同んなじで、生まれ変わるということは、
夢もありロマンもあるのですが、逆に危険もずいぶんあるんです。

ですからそれだけの決意をして届出をして、そして暗い世界ですね、
母胎の中というのは暗いです。その洞窟の中みたいな暗い
じめじめとした世界でね、ハか月も、十か月もじっと我慢するわけです。
じっとね、霊達は窒息しかかっています。
これを生まれ変わってくるための苦痛として我慢しているのです。

これだけの努力をしてね、それが報いられなくて、
出て行けないということはこれは挫折 ですわ、苦痛でしかありませんわ。
紫式部としての意識ですか、それはもう宿る時になくなります。

暗い洞窟みたいな中に入って、躯(からだ)を屈めてですね、
心悸(しんき)を抑え、ただ待っているというような状態ですね。
そうして元に戻った場合には、ああしくじった、と思うわけです。
ですから皆嫌がるのです。偉い方ほどね、そう出て来なくなるのです。
みんな嫌ですから、そんな経験が不愉快ですからね。

「紫式部の霊言」より