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「見えない恐怖」

みなさんは、いつも、目に見えない恐怖心によって、
さいなまれてはいないでしょうか。

恐怖心のもとにあるものは暗闇です。
暗闇のなかにあるとき、みなさんは恐怖心を感じるでしょう。

おそらく、「怖い」という思いがするでしょう。
実は、みなさんの魂の奥には、過去、地獄に堕ち、
暗闇のなかで地獄の悪魔たちにさいなまれたときの
記憶が残っているのです。
そのため、光は怖くないが、闇になると怖いのです。

そうした恐怖心から自己保存欲が生じ、また、
自己保存欲から恐怖心が生じます。
そして、結局、お互いに自分を守りたいがために、
戦争を起こすようなことになります。

では、いかにして恐怖心を去るべきでしょうか。
いちばん大切なのは、仏を信ずる心を持つことです。
そこに信仰の柱が立ちます。

信仰によって、みなさんと仏とは一体です。その信仰が、
みなさんを、あらゆる恐怖心から守るのです。

そのとき、みなさんは、劣等感からも逃れることができます。
嫉妬心からも逃れることができます。また、
恐怖心からも逃れることができます。

仏と一体となり、そして、地に満てるすべての
仏の子と一体となるとき、
恐れるべきものは何一つないのです。

「すべては同質。すべては同一。すべては一つ」
そう思うとき、
みなさんは心の底から安らぎを感じることでしょう。

それによって、「すべてが許されており、すべてが
許されるべき存在としてある」ということに気がつくでしょう。

「愛、無限」より