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欲望をそそられると魔に対しては無防備になります。
さまざまな欲望が人間である以上はあります。
魔の惑(まど)わかし、誘惑に対して
みずからを守っていくための方法としては、
これは他の者も言うかもしれませんが、
゛足ることを知る゛という考えが、きわめて大事であります。

つねに、つね に足ることを知って、
人間としてすべてを与えられている自分の、
その生き方に深く感謝をすることです。
神によって与えられた環境と、生命、そして
今日まで 生きてこれたことを深く感謝することです。
゛足ることを知る゛の生き方は、感謝の生き方であります。
小さなことにも感謝をし、よろこびをおぼえること、
それが大事です。

住む家は、雨風を凌(しの) げばよしとし、
食事はおなかが充(み)たされることをもってよしとし、
そして家族が幸せであることをもってよしとし、
日々働ける仕事があることをもってよしとする。
この人生の中軸に゛足ることを知る゛という考え方を
持ってくることは、
欲望のさなかにある人間にとって、
きわめてたいせつな軌道修正であると思 います。

欲望は執着と転化していきます。
あまりにも一点に思いが集中すると、
それは執着となってくるわけであります。
ゆえに、欲望を去るということが大事です。
欲望を去る方向は、欲望そのものを否定しようとしても
否定できるものではありません。

そうではなく、足ることを知った生活のなかに入ることです。
それは、生活のリズムのなかで言うならば、
毎日を、単調であっても規則正しい生活のなかに、
日々よろこびを感じるような生き方をすることです。
ドラマチックな生き方だけではなく、
そうした生き方をもよしと考えることだと思います。

『大川隆法霊言全集 別巻1』ミカエルの霊言より