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【転生輪廻の思想】

人間の過去世ということについて話をしてゆきたいと思います。
仏教では、人間にはみな過去世がある
ということを知っている人が多くいます。

原因・結果の法則は、今世のみに止まるのではなくて、
時代をへだてて現われてくるものだということです。
その理由としては、私たちの本質は肉体ではなく
本当は魂なのであり、その魂が時代を経、
地域を経て生まれ変わってきているということなのです。

そして、そうした生まれ変わりの結果、
過去幾転生をして学んできたことまた経験してきたこと、
これらが魂の下地となって、なんらかの
影響を今世に与えるということが、
はっきりしているわけなのです。

私たちは今回の人生ということを考えるにしても、
今世において自分がしたことというのは、
今世のみにおいてその結果を刈り取るわけではなく、
来世、未来世にまでその影響(カルマ)を
与えることとなるわけです。

こうしたカルマの法則は厳然として働いているのです。
人間は、その人が生きてきた過去の歴史というものを、
心のなかのテープレコーダー(CD)にしまいこんでいるのであり、
そのテープレコーダーには、今世で思ったこと、
行なったことというのが、すべて記録されています。

そして、そのテープを手繰(たぐ)ってみると、
その記録は単に今世のみならず
過去世にまで続いているのです。

つまり、魂というものは、丸いゴムボールの
ようなものであって、ある所を圧迫しひっこめると、
他の所が広がる。しかし、ひっこめられた部分は
必ずもとの所に戻ってこようとする。こうしたものなのです。

人間の魂というものは、常にボールのように
丸くありたいという理想があって、
その理想を時間の経過のなかで必す実現することと
なっているのです。それゆえに、どんな経験であっても、
全体的にバランスよくその人の人格が発展していく以外では、
極端なものが出た場合、それの修正ということを
余儀なくされているのです。

『大川隆法霊言全集 第34巻』 エドガー・ケイシーの霊言より