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私たちは、この地球という星にあって、
さまざまなる人生修行をしている者であります。
そうして、この人生修行の最大の目的とは何かというと、
結局のところ、人間とは何かということを知るということであります。

では、私たちは、この人間とは一体何であるかということを、
どのように考えてゆけばよいのであろうか。
人間を人間ならしめておるものは、一体何であろうか。
この点について、深く深く考えてゆかねばならないのであります。
私は、人間が人間であることの前提の条件として、
二つの点があると思うのです。

人間の存在理由の第一点は、
これは幸せをもたらす存在であるということです。
人間が人間として地上の生命を有し、
これを把持(はじ)しながら日々生きている理由は、
人間が存在しているということがすなわち、
幸せを持ちきたらすものであるからであります。
これが、人間の存在の理由の第一点であります。

人間の存在理由の第二点は、人間とは無限に生長し、
発展していくものだという考え方であります。
第一点で申し述べた通り、その存在自体が、
他の存在への幸せの福音となるからこそ、
またその生長、発展ということが許されてよいこととなるのです。

もし、人間の存在が他を不幸にするものであるならば、
その、他を不幸にする人間にとっての生長や発展があっては、
ますます害を及ぼすようになってくるであろう。
したがって、幸せをもたらす存在であるからこそ、
また、自らも生長し、発展していくことが許されているのだ。
これをもって、人間の根本的なるあり方と思わねばならない。

したがって、われらがこの地上で生きてゆくためには、
常に自らをふり返り、自らが幸せをふりまく存在であるのかどうか、
これを常日頃から点検してゆかねばならない。

そうして、第二点として、自らが日々生長、発展しているかどうか、
これを確認してゆかねばならないのである。
私は、この二点をやはり探究し、そして研究し、
追究してゆくことこそが、人間としての本当のあり方というものを
理解させ、そして実感させる結果になるのではないかと思う。
したがって、地上にありて魂の修行をする人間は、
この二点を肝に銘じて日々修行に励んでゆかねばならない。

『大川隆法霊言全集 第8巻』天御中主神の霊言より