東日本大震災から4年を 過ぎても襲い続ける強い余 震。

13日早朝、宮城県沖 を震源に発生したマグニ チュード(M)6・8(推 定)の地震は岩手で最大震 度5強を観測するなど、そ の恐ろしさを改めて印象づ けた。

そんななか、この余震を見事に的中させた 地震予知の研究者がいる。
この研究者はここ1週 間程度のうち、「3つの地域で地震が起こる恐れ がある」と指摘、警戒を呼びかけている。

「今回は地震の規模は予測を上回ったが、地域 と時間は事前の情報から当てることができた」

こう語るのは電気通信大学名誉教授で、日本地 震予知学会会長の早川正士氏だ。
5月5日に自身 が主宰する地震予測情報サービス「地震解析ラ ボ」で、「8~19日の期間に、内陸でM5・0 前後、海底で5・5前後」の地震が岩手県から福 島県の間で起きると発表。
時間と震源地をピタリ と言い当てた。

工学博士の早川氏は、地震が起きる直前に上空 60キロメートル~800キロメートルに存在す る電離層で異変が生じることに着目。
長年、各地 の観測所で電波の送受信を行い、地域と場所とマ グニチュードの規模を予測してきた。
地震発生の 約1週間前に異変を感知し、警鐘を鳴らすことが できる点が、従来の長期予報と大きく異なる。

2014年9月11日には「9月15~19日 までの間に関東内陸部でM5・5程度、最大震度 5強」と予測し発表。
5日後の16日実際に、茨 城県南部を震源とするM5・6(最大震度5弱) の地震が発生した。
このほか、数々の実績を残し てきた。

その早川氏は現在、3つの地域について警鐘を 鳴らす。

「沖縄から奄美大島にかけての広い島しょ部 で、22日までに海底でM5・5前後の地震が起 こる可能性がある。

よりピンポイントで発生場所 を絞り込めているのは北海道の南部。

20日まで に内陸か海底でM5・0前後、最大震度4、本州 でも山形県から長野県北部にかけての地域で21 日までにM5・5前後の地震が起こる恐れがあ る。

陸側で発生する確率が高く、最大震度は5弱 を予想している」

地震発生予測期間中は、同じ地域で地震が複数 回にわたって発生する場合もあるという。
13日 早朝に揺れが襲った東北地方は19日までが期間 に含まれている。
3つの地域とあわせて注意した い。