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伊田信光 幸福実現党シニア局長
オフィシャルブログ
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1.伊田信光の「われら幸福ひろげ隊」
【ヨーロッパ発の危険な動きに注意!】
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ギリシアで、25日に総選挙が行われる。
ギリシアが財政再建を公約する見返りにドイツなど欧州の国が、救済資金を出すと言う妥協が成立したのは、2010年の10月で、すでに丸4年たった。
それが破綻するかどうかの瀬戸際に来ている。
急進左派連合はドイツなどが押し付けた緊縮財政の中止を宣言しており、それが今、有権者の心をつかみ、支持率で首位を走っていると言う。

彼らは、低所得者層への電力の無料供給、最低賃金の引き上げ、不動産課税の減免を訴え、バラマキ政策を基本に据えており、もしそれを実行すれば、ドイツなどの資金援助が止まる可能性がある。
それは、ギリシャのユーロ離脱に繋がるかもしれない事件になりかねない。ギリシャの経済規模は、域内の2%に過ぎないので、経済的な影響はそれほどでもないと考える向きもあるが、そのユーロ圏、世界に及ぼす精神的、政治的な影響は、大きなものがある。

ユーロからは離脱するが、EUからは離脱しないという選択があるのかないのか、認められるのかどうか、これは前例もなく、法的な整備もないので、はっきりしていない。だから、ギリシャがEU脱退手続きを取らずに、ユーロの使用を一方的に、或は、何らかの合意の下で、やめる可能性も否定できないのである。

そのような事態になった時に、その経済的、金融的な影響の連鎖も、経済規模では計れないものがあると考える。
すでに、ギリシャがユーロから脱退するという噂レベルで、ギリシャの銀行から預金が大量に流出したという話もある。
他国のユーロ圏からの離脱の連鎖反応が起きないとも限らない。
これは、EU発足の理念の崩壊に繋がるので、小さくても大きな話なのである。

今回のEUの動きは、依存する弱小国家の集まりでは、全体の発展繁栄は不可能だという文明実験の証明となるかもしれない。
EUの思想自体の破綻が迫っている。
その大きな分岐点となるかもしれないのが、1月25日のギリシャでの総選挙なので、ここに注視する必要がある。

また、1月15日には、スイス国立銀行が、無制限の為替介入政策の終了決定をし、16日には、スイスフランが対ユーロで急上昇した。

スイス国立銀行は、欧州の債務不安が広まった2011年以降、スイスフランの急上昇を抑える為に1ユーロ=1.2スイスフランを上限として、無制限に為替介入してきた。
それが欧州全体のユーロの下支えになっていたが、優等生スイスも、持ちこたえられなくなったと言う事である。
この介入終了は、ユーロ圏に止まらず、世界に対して、大きな影響を及ぼすだろう。

欧州中央銀行が、ユーロ圏の国際を買う量的緩和策の導入を決めるとの見方もあるが、購入の規模、買い入れ対象国債の種類、開始時期等、各国の合意形成に時間がかかる懸念もあり、対応が遅れて、影響が大きくなる可能性がある。
為替レートの激変で、企業の倒産、自殺者の増加は避けられないし、中東を初めとして、石油、ガス資源国への影響も大きいので、雇用率の低下、貧困による社会不満によって、イスラム過激派の動きは加速するだろう。

負の連鎖が、どこまで、どのように波及するかはまだ見えないが、少なくとも、ヨーロッパ経済へのダメージは大きく、EUのデフレ傾向は加速すると見てよい。
それは、中国、ロシア経済に対して、かなり直接的に及ぼし、夏頃から行われると見られているアメリカの金利引き上げに伴う、アジアからの資金流出が、それに輪をかけることになれば、世界同時不況どころか、大恐慌にも繋がりかねない懸念が出てきた。

どこまで、日本が世界経済の収縮に対して、手が打てるのか。
原油安のメリット、高い技術力、精神性の高さから見れば、日本が世界恐慌の歯止めとなる、最も期待される国家の一つである事は間違いない。
国家社会主義的な動き、一国中心主義的な動きを食い止め、中国の帝国主義的な戦略にも注意を払いながら、自由貿易を促進する方向で、「自由の守護神」として思い切ったリーダーシップを日本は発揮すべきであろう。
幸福実現党の掲げる、「安い税金、小さな政府」に象徴される「神の子の自由主義」的な考え方が広がることが望まれる。

いずれにしても、どのように欧州が動くか、目が離せない状況になった。
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2.あとがき
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今年は、ユートピア活動推進館で、聖徳太子特別霊指導「理想政治の原点」を5月に開示します。
その取材と準備で、聖徳太子ゆかりの地を歩きました。
聖徳太子が目指したものは、何だったのか?
その心に迫りたくて、様々な地を歩きました。
夢殿の静けさ、救世観音の表わすもの、「和をもって尊しとなす」の精神…

繰り返される豪族間の政争、隋帝国が勃興による国際情勢の激動の中で、聖徳太子は何を考え、何をしようとしたのか?
答えはまだまだ熟していませんが、今の日本を取り巻く状況と重なり、今こそ、聖徳太子の復活が必要だと強く感じました。

聖徳太子の心と願いを体現するようなソフトが創りたいと心から思いました。

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◆ 発行元 ◆
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