台湾メディア・蘋果日 報は14日、中国浙江省 杭州市で12日に教会の 十字架が当局に強制撤去 されるなど、同省内でキ リスト教信者と当局との 緊張関係が高まっている と報じた。 記事は、 ローマ法王フランシスコが14日に訪韓した さいに中国の領空を通過、習近平国家主席に 対してあいさつの電報を送ったことを紹介し たうえで「中国当局が最近十字架を強制撤去 し、国内の信者とのあいだに緊張が走ってい ることを法王は知っているだろうか」とし た。 そして、同市にある鼓楼堂教会の外で 12日午後に突然私服警察官が張り込みを開 始、強制撤去の知らせを知った信者や牧師約 100人が教会に駆け付けると、当局は10 00人近い武装警官らを出動させて教会の門 を封鎖、「あたかもテロリストに対処するよ うな体制」が敷かれるなか、現地時間13日 午前1時頃までに十字架が強制撤去されたと 伝えた。 記事はまた、同省温州市にある教 会でも十字架が強制撤去される危機に見舞わ れたことを紹介。 信者の話によると、2カ 月ほど前に当局から「十字架は違法建築であ り速やかに撤去せよ」との通知を受け、その 後教徒らが毎晩教会内に張り込んで撤去に抵 抗したため、今のところ当局は行動を起こし ていないという。教会側は弁護士数人の協力 を得て、強制撤去を行おうとする当局に対し て訴訟を起こす構えでいるとのことだ。(編 集担当:今関忠馬)(写真は蘋果日報の14 日付報道の画面キャプチャ)