上高地の山小屋管理人、内野慎一さん(4 2)、かおりさん(44)夫妻=諏訪市岡村 =が、韓国人向けの山岳情報サイト「キル チャビ(道しるべ)」の内容を一新して再ス タートした。育児などで休止していたが、4 人が死亡した韓国人ツアー客の遭難事故を きっかけに、改めて「日本の山を安全に楽し んでもらいたい」との思いを込めた。

夫妻は05年から上高地の山小屋を管理す る。ソウルの高麗大学に語学留学の経験があ るかおりさんは当時、増え始めた韓国人登山 者との会話から、言葉が通じないことや、文 化の違いなどによる山小屋でのトラブルが多 いことを知った。

山小屋関係者からも「夜遅く小屋に着く」 「キムチを大量に持ち込み宴会をする」など の苦情があった。

「誤解から『韓国人お断り』となってはいけ ない。日本の山を楽しみ、元気に帰国してほ しい」と思い、07年にサイトを開設、危険 箇所の情報や山小屋の利用法などを載せた。

遭難事故は、トラブルや事故が減ったと思っ た矢先に起きた。都内の韓国人実業家がサイ ト再開への協力を申し出てくれたうえに、松 本市の企業や富士見町の韓国人女性らも、デ ザインや翻訳などで支援。県警山岳遭難救助 隊も、写真提供や安全登山へのアドバイスな どで協力してくれた。

ソース:朝日新聞 2014年7月30日03時00分 http://www.asahi.com/articles/ASG724RD3G72UOOB00C.html 韓国人登山者向けサイト「キルチャビ」の トップページ。韓国内のブログからの質問 コーナーや、日本語ページもある