去年7月に行われた参議院選 挙比例代表の高松市での開票 作業を巡る事件で、高松地方 検察庁は、当時の開票担当者 3人が白紙の票を水増しする とともに、本来、集計すべき だった有効投票を集計せず、 自民党の衛藤晟一参議院議員 の票を312票減らしたとし て、公職選挙法違反の罪で起 訴しました。また、選挙の翌 月、衛藤議員の票を無効票に 混ぜるなどの隠蔽工作をした として別の3人を在宅のまま 起訴しました。

起訴されたのは、いずれも開票作業を担当して いた、当時の高松市の選挙管理委員会事務局長 の山地利文被告(59)と、当時の市の財政局 職員、大嶋康民被告(60)、それに、市の消 防局次長の山下光被告(56)の3人で、この ほか、市の選挙管理委員会の担当者3人が在宅 のまま起訴されました。

検察の調べによりますと、山地元事務局長ら3 人は、去年7月に行われた参議院選挙比例代表 の高松市での開票作業で、白票の数を実際より 329票水増しするとともに本来、集計すべき だった有効投票を集計せず、段ボール箱にこん 包して、自民党の衛藤晟一参議院議員の票を3 12票減らしたとして、公職選挙法の投票増減 の罪に問われています。

また、在宅起訴された3人は山地元事務局長と 共謀し、選挙翌月の8月に、有効票が保管され ている段ボール箱を不正に開け、中から衛藤議 員の票、185票を取りだし、無効票の箱に入 れたほか、9月には、山地元事務局長らが箱か ら無効票327票を取り出して廃棄するなどの 隠蔽工作をしたとして、封印破棄の罪に問われ ています。 これまでの調べによりますと、山地元事務局長 らは、当初、投票総数が300票余り足りない と誤って認識し、つじつまを合わせるため、一 度集計を終えた白紙の票をもう一度集計させて 白票の水増しをしたということですが、その 後、未集計だった衛藤議員の有効投票の束を見 つけたのに集計せず、こん包したということで す。 検察は、6人の認否について明らかにしていま せんが、関係者によりますと、このうち1人は 不正な行為を認めているということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140715/k10013035933000.html