女性の活躍・活用を目指し、政府が見直し を進める「配偶者控除」。6月中に発表予定の 新成長戦略では、配偶者控除の廃止が盛り込 まれるとみられている。こうした動きの中 で、配偶者控除が実際に廃止された場合、フ ルタイム勤務を希望する人の割合がほぼ2倍に なることが、2014年6月5日発表のしゅふJOB 総研の調査で分かった。
配偶者控除・扶養枠廃止で「働く主婦は増 加」
調査は、既婚女性を中心とした約550名を 対象に行われたもの。政府が検討を進める配 偶者控除の廃止を「知っている/詳しく知っ ている」としたのは94.7%で、主婦の多くが 高い関心を示していることが明らかになっ た。
また、「配偶者控除・扶養枠の廃止で働く 主婦層は増加すると思うか」という質問で は、「どちらでも増加する」27.6%、「配偶 者控除廃止で増加する」11.3%、「扶養枠廃 止で増加する」20.0%となっており、両方、 または一方の廃止で増加すると考える人は 58.9%と半数以上を占めた。その理由として は、68.7%が「家計等に影響するから」と考 えていることが分かった。
フルタイム希望者は制度廃止で約2倍に
さらに同調査によると、現在、希望の勤務 条件としては「パートタイム」(65.7%)が 最も多く、次いで「パート・フルタイムどち らでも可」(19.4%)、「フルタイム」 (13.1%)の順となっている。一方、配偶者 控除・扶養枠が廃止された場合では、「パー トタイム」(39.7%)が最も多かったものの 大幅に減り、「フルタイム」(25.2%)希望 者がほぼ倍増する結果となった。
「働きたくても働けない」との声も多い
配偶者控除や扶養枠が廃止となった場合、 積極的に働きたいとする主婦が多いことがう かがえるが、一方で、同調査によると「廃止 になったから働く、と簡単にはいかない」 「親族に子供を預けたりできないので、フル で働きたくても働けない」との声も多い。こ うした現状もあってか、「子育て支援など他 の手当てを検討すべき」(39.4%)、「配偶 者控除は現状のまま残すべき」(37.4%) と、配偶者控除・扶養枠の現状維持や代わり となる手当てを求める声も多いことが分かっ た。
配偶者控除は「主婦の社会進出を阻害す る」との意見もあり、実際に「年収103万円 以下」を目安に働く人も多い。配偶者控除・ 扶養枠廃止が女性の就労促進に効果があると 言えそうだが、「産んでも預ける所がない と、きちんと養育できる自信がない」「介護 で働けない人も多い」などの声もあり、育 児・介護環境の整備や雇用問題など、周辺環 境の整備が求められそうだ。



配偶者控除・扶養枠廃止で「働く主婦は増 加」
調査は、既婚女性を中心とした約550名を 対象に行われたもの。政府が検討を進める配 偶者控除の廃止を「知っている/詳しく知っ ている」としたのは94.7%で、主婦の多くが 高い関心を示していることが明らかになっ た。
また、「配偶者控除・扶養枠の廃止で働く 主婦層は増加すると思うか」という質問で は、「どちらでも増加する」27.6%、「配偶 者控除廃止で増加する」11.3%、「扶養枠廃 止で増加する」20.0%となっており、両方、 または一方の廃止で増加すると考える人は 58.9%と半数以上を占めた。その理由として は、68.7%が「家計等に影響するから」と考 えていることが分かった。
フルタイム希望者は制度廃止で約2倍に
さらに同調査によると、現在、希望の勤務 条件としては「パートタイム」(65.7%)が 最も多く、次いで「パート・フルタイムどち らでも可」(19.4%)、「フルタイム」 (13.1%)の順となっている。一方、配偶者 控除・扶養枠が廃止された場合では、「パー トタイム」(39.7%)が最も多かったものの 大幅に減り、「フルタイム」(25.2%)希望 者がほぼ倍増する結果となった。
「働きたくても働けない」との声も多い
配偶者控除や扶養枠が廃止となった場合、 積極的に働きたいとする主婦が多いことがう かがえるが、一方で、同調査によると「廃止 になったから働く、と簡単にはいかない」 「親族に子供を預けたりできないので、フル で働きたくても働けない」との声も多い。こ うした現状もあってか、「子育て支援など他 の手当てを検討すべき」(39.4%)、「配偶 者控除は現状のまま残すべき」(37.4%) と、配偶者控除・扶養枠の現状維持や代わり となる手当てを求める声も多いことが分かっ た。
配偶者控除は「主婦の社会進出を阻害す る」との意見もあり、実際に「年収103万円 以下」を目安に働く人も多い。配偶者控除・ 扶養枠廃止が女性の就労促進に効果があると 言えそうだが、「産んでも預ける所がない と、きちんと養育できる自信がない」「介護 で働けない人も多い」などの声もあり、育 児・介護環境の整備や雇用問題など、周辺環 境の整備が求められそうだ。


