氷川きよしの元マネジャーが、創価学会への 入信を氷川から強要されたと週刊誌で告白した ことが世間を騒がせたばかりだが、プロレス ラーA氏も知人から入信を強要されたと、当サ イトの記者に告白している。 菅直人や鳩山由紀 夫ら大物政治家のボディガードも務めたことが あるプロレスラーのA氏は2009年、東京・大田 区にあるフィットネスクラブで知り合った男性 H氏から「パソコンが壊れているから見に来て くれ」と自宅に招かれたところ、とんでもない 騒動に巻き込まれたと話す。「家に入るや、 『実は、今日来てもらったのは、東京都議会選 挙で公明党を応援してもらいたいお願いだ』と 言われたんです。そこで延々と、公明党と創価 学会の池田大作名誉会長のことを絶賛する話を され、入会を求められました。帰ろうとしても 引き留められ、2時間ぐらい軟禁されたんで す。学会を信仰する者にとっては偉大な存在か もしれませんが、信仰しない私にとっては非常 に不快でした」(A氏) 選挙の応援はそこでハッ キリ断ったというA氏だが、翌々日にH氏はA氏 の自宅に押しかけ入会を求めてきたという。 「住所も教えていなかったのに探し当ててき て、ゾッとしました。立候補者の応援に私の知 名度を利用したかったんでしょうが、私にとっ ては迷惑でしかなく、それ以来、フィットネス クラブを退会して距離を置いたんです」 しか し、H氏は食い下がらず、過去にパソコン関連 機器をA氏に貸したことがある恩を理由に 「そっちの言うこと聞いてやったんだから、 こっちの言うことも聞け」と、学会の専用施設 に行くことを強く求めてきたという。「それで 気が済むならと渋々応じたんですが、施設には H氏のほか信者がたくさんいて、いきなり『今 日は言わしてもらうからな!』と怒鳴られ、し つこく入会を求められました。こうしたH氏か らの勧誘や選挙活動の強要はつい最近まで続い ていたので、大田区の選挙管理委員会に、公職 選挙法に抵触するのではないかと訴えたんで す」(A氏) 委員会の回答は「公職選挙法うんぬ んよりも、警察に被害届を出すべき話」という ものだったという。「政教分離のはずが、政治 と宗教を絡めてストーカー的な行為で学会と党 の応援に参加を求めるのはおかしい。私以外に 被害者がいる可能性もある」とA氏。 H氏が応 援を求めた対象の議員は大田区の都議、2期目 の遠藤守氏と6期目の藤井一氏だったが、公明 党関係者は「議員がそうした強引な応援を依頼 したことはない」とH氏との関係を否定した上 で、「党としても、そういった行為はやめても らいたいと思っている」とした。(文=ジャーナ リスト・片岡亮)『池田大作と暴力団』(宝島社)