神戸大学国際文化学部教授で中国出身の研 究者、王柯(おう・か)氏が、訪中したま ま連絡が取れなくなっていることが21 日、分かった。大学関係者が明らかにし た。王氏は新疆ウイグル自治区のウイグル 族などの研究で知られており、大学側は所 在の確認を急いでいる。

関係者によると、王氏は今月1日から10 日間の予定で中国を訪問。帰国日の10日

「病気の母親の様子を見に行くので帰国



が遅れる」と日本に暮らす妻に電話があっ たのを最後に連絡がとれなくなった。中国 での滞在目的は不明。19日に妻から

絡がとれない」との相談が大学に寄せられ た。王氏は21日からシンガポールで開催 されるシンポジウムに出席する予定だった が、欠席した。

(中略)

日本で研究活動をしている中国人学者をめ ぐっては、訪中していた東洋学園大学教授 の朱建栄氏が、昨年7月から中国当局の取 り調べを受け、今年1月に解放された。ま た、中国では、ウイグル族の現状を訴えて いたウイグル族の学者、イリハム・トフ ティ氏が先月、国家分裂容疑で逮捕されて いる。【豊田将志、上海・隅俊之】)

2014年03月22日 03時00分(最終更新 03月22日 09時44分)毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20140322k0000m030140000c.html