約10万人が犠牲になったとされる東京大空 襲から69年となる10日、東京都墨田区の都 慰霊堂で、大空襲と関東大震災の犠牲者を悼む 「春季慰霊大法要」(東京都慰霊協会主催)が 営まれ、遺族ら約320人が参列した。

法要には、秋篠宮ご夫妻や舛添要一都知事ら も出席。舛添知事は「戦争の悲惨さと戦災の脅 威を語り継がねばならない」と追悼の辞を述べ た。

慰霊堂内には焼香台が設置され、多くの遺族 らが犠牲者の冥福を祈った。大空襲で父を失っ た東京都品川区の池田もと子さん(78)は 「あんな悲しいことが二度とおきないように、 父がやすらかに眠れるように、毎年お祈りに来 ています」と話した。

1945年3月10日未明にあった東京大空 襲では、約300機の米爆撃機B29が焼夷 (しょうい)弾を無差別に投下し、隅田川両岸 の下町一帯に大きな被害が出た。約26万戸の 家屋が焼失、100万人以上が被災し、原爆を 除く通常の空襲としては史上最大規模の犠牲者 が出たとされる。【木村敦彦】

2014年03月10日