【ワシントン=中島達雄】火星と木星の 間にある準惑星ケレスの表面の2か所か ら、水蒸気が出ていることを発見したと、 欧州宇宙機関(ESA)や米航空宇宙局 (NASA)などの研究チームが22日、 英科学誌ネイチャーに発表した。

ESAが2009年に打ち上げたハー シェル宇宙望遠鏡による赤外線観測で判明 した。噴出する水の量は毎秒計6キロ・グ ラムとみられ、表面付近の氷だけでなく、 深部にある氷が解けて火山のように噴出し ている可能性もあるという。

ケレスには、NASAの探査機ドーンが15 年に到着し、観測を始める予定だ。

研究チームはケレスの活動や内部の構造を調 べ、太陽系ができた経緯や星の成り立ちについ ての手がかりを探すことにしている。

◆準惑星ケレス 太陽を回る星のひとつで、 火星と木星の間にある小惑星帯の中では最大の

1801年にイタリアの天文学者が発見

 天体。

 した。直径は約950キロ・メートルで、地球 の13分の1程度。2006年に国際天文学連 合が定めた天体の定義で、惑星と小惑星の中間 にあたる「準惑星」が新設され、冥王星などと 共に分類された。

(2014年1月23日10時10分 読売新聞)





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