[ロンドン 12日 ロイター] - 国 際エネルギー機関 (IEA)は12日、世界のエネルギー見 通しに関する報告書を公表し、米国が20 15年にサウジアラビアとロシアを抜き、 世界最大の産油国になるとの見方を示し た。

ただ、2020年までには、米国のテキサ ス州やノースダコタ州の油田で産油量が ピークを過ぎるため、中東の産油国が再び 優位となる見通しだ。

IEAは昨年の「世界エネルギー展望」で 米国が2017年までに世界最大の産油国 になると予想していたが、今年の同報告書 では時期を前倒しした。

IEAは原油価格が引き続き上昇し、米国 のシェールオイル、カナダのオイルサン ド、ブラジルの海底油田や液体天然ガスの ような非伝統的資源の開発を促進するとい う見通しを示した。

原油価格についてIEAは、2035年ま でに1バレル当たり128ドルに上昇する と予想し、昨年の見通しから3ドル上方修 正した。

ただ、2020年代の半ばまでには石油輸 出国機構(OPEC)非加盟国の生産が低 下し、OPECの主要メンバーである中東 諸国が世界の供給増の大半を賄うことにな るとみられている。

需要については2035年までに2011 年比で日量1400万バレル増加し同1億 0100万バレルに達するとした。

2030年頃に中国は米国を抜いて世界最 大の石油消費国となり、中東の消費量が欧 州連合(EU)を超えると予想。2020 年以降は、インドが世界の消費量増加に占 める割合でトップになるとした。



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