[北京 10日 ロ イター] -中国の新 政党「中国至憲党」 設立メンバーの1人 である教師の王錚氏 (48)はロイターとの電話インタビュー に応じ、共産党の統治に挑戦する意図はな く、政府に対して集会や選挙の自由を求め たいとの考えを明らかにした。 王氏は「全国人民代表大会やさまざまな階 級・階層の代表といった多くの重要な制度 が憲法に盛り込まれているが、憲法に従っ ていない。これが私が強調したいことだ」 と指摘した。 中国の憲法によると、国会議員に当たる 「人民代表」は人民による直接選挙で選ば れると規定されているが、実際には対立候 補もおらず、共産党が事前に承認した候補 で「選挙」が行われている。 一方で、王氏は「(憲法は)共産党が長期 にわたり指導すると規定しており、現在の 環境下では、憲法に盛り込まれているた め、われわれはそれを受け入れなくてはな らない」と述べた。 憲法を最重視することを意味する至憲党 は、収賄などの罪で無期懲役が確定した薄 熙来・元重慶市共産党委員会書記を「終身 主席」としている。 王氏によると、至憲党は来年にも初めての 党大会を開き、副主席を選出する計画だと いう。同氏は、現時点での党員数を明らか にしなかった。 同氏は、9─12日に開かれている共産党 第18期中央委員会第三回全体会議(三中 全会)を直前に控えた6日に新党を結成し たことは敏感な問題であることを認めた。 同氏の自宅は現在、警官や私服の公安関係 者により監視されているという。 同氏は逮捕される恐れについて「われわれ は恐れていない。われわれが逮捕されると は考えていない」と述べた。 中国共産党は1949年の政権樹立以来、 対抗する政党の設立を認めていない。ま た、特に共産党の指導部にいた薄元書記を 終身主席に据えていることもあり、共産党 は至憲党に厳しい対応をみせる可能性があ る。
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