通貨スワップ戦略といえば、韓国は今年6月、 中国とのスワップ協定(中国側が3600億元= 5兆7600億円相当)を3年間延長した。現在 の韓国は明らかに日米両国から離反し、

近するべく、かじを取っている。まことに結構な ことだ。

「結構なこと」というのは、わが国にとっての

このタイミングで中国に接近し

 話である。正直、

 ているという事実は、韓国が自ら好んで炎の海に 飛び込もうとしているかに見える。何しろ、

の「バブル依存経済」が、そろそろ限界に近づき つつあるのだ。

今月6日、IMF(国際通貨基金)が、ついに 中国の「バブル傾向」に対して警告を発した。

中国で膨れ上がった不動産バ

MF試算によると、

 ブルが崩壊すると、貸倒損失が最悪300兆円規 模に上るという。300兆円の貸倒損失を処理す ることは、米国であっても不可能に思える。

また、今年8月には、よりにもよって中国投資 を煽りまくったゴールドマン・サックスが、

りバブル崩壊を警告し、

を含む金融部門の貸し倒れが、最悪で

ンキング)

 18兆6000億元(約295兆円)

との試算を公表している。

想とほぼ同じ規模だ。

中国の金融問題といえば、政府の管理下にない シャドーバンキングが理財商品を販売し、高利回 りで人民から資金を集め、不動産プロジェクトや 地方政府の公共投資への融資を拡大している問題 だ。

中国の社会科学院は今月9日、

ングの貸し出しだけで、融資規模が20・5兆元 (約328兆円)に達している可能性があること を明らかにした。シャドーバンキング以外の融資 も含めると、中国国内の融資総額は、対GDP比 で2・5倍に達しているという。

日本のバブル期や、リーマン・ショック前の米

中国と同じ条件で計算すると、融資総

 国の場合、

 額がGDP1・5倍~1

国はすでに、バブルピークの日米両国以上に融資 残高を積み上げてしまっていることになる。

2014年に、初期(09年)

巨額のシャドーバンキングによる融資の償還期限 が来る。さらに、中国の政策当局は14年に一部 の地方政府について、債務不履行を容認する可能 性が高い。

要するに、シャドーバンキングや理財商品を 買った人民や企業に対する見せしめという話だ が、その後、何が起きるのか、誰にも予想がつか ない。このタイミングで対中依存を強める、韓国 の度胸だけは素晴らしいと思う。決して、

したくないのだが。

■三橋貴明(みつはし・たかあき)

年、熊本県生まれ。経済評論家、

士。大学卒業後、外資系IT業界数社に勤務。現 在は株式会社「三橋貴明」事務所社長。著書に 「目覚めよ! 日本経済と国防の教科書」

出版)、「日本大復活の真相」

「いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理 由」(ワック)など多数。



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