
(CNN) 米海軍は31日までに、ステルス機 能を持つ最新型駆逐艦「ズムウォルト」が東部 メーン州の造船所で進水し、搭載兵器を備え付 ける作業に今後入ると発表した。装備品の装着 などが全て終えた来年に海軍に引き渡される予 定。
ズムウォルトはステルス性を誇る最も大型の米 海軍戦闘艦船で、DDGー1000型の1号 艦。全長は約186メートルと従来の駆逐艦よ り長く、航行速度もより速い。船幅は約25 メートル。ハワイ真珠湾に沈む旧戦艦アリゾナ より長くて船幅が狭いが、重量は約半分程度だ という。
船体表面の大部分に軽量の炭素繊維が使われ、 独特の船体の形状もあり、敵レーダーによる探 知は従来型の駆逐艦と比べ50倍程度困難にな るという。米海軍は、レーダーでは漁船程度の 識別しか出来ないとしている。
海軍によると、ズムウォルトは2つの最新型砲 門を搭載。砲門はコンピューター誘導、
ト推進型の砲弾を用い、63マイル(約101 キロ)離れた標的の破壊が可能。この砲撃の距 離は現行駆逐艦の火砲を3倍上回っている。新 型のミサイル発射システムも備え、
巡航ミサイルやシースパロー艦対空ミサイルな ど計80発のミサイル発射が可能。
また、シーホーク型ヘリコプター2機や無人機 4機を積むことも出来る。
米海軍はDDGー1000型の研究、開発に最 大で90億ドル投入。200億ドルかけて計7 隻を建造予定だったが、予算増大が判明し3隻 に縮小した。
ズムウォルトの乗員総数は約150人で、現有 の駆逐艦の275人から激減する。自動発射式 の最新型砲門の搭載で、砲弾の装填(そうて ん)要員らが不要になることを反映している。
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