世界で2例目、日本で初めて誕生した体細胞ク ローン豚「ゼナ(XENA)」が9年8か月の生存期間 を記録したと農業生物資源研究所などが発表して いた。クローン豚としては世界最高齢で、ゼナは 2000年7月2日に誕生。順調に発育して14頭の正常 子豚を出産し、正常な繁殖能力を示した。
体細胞クローン動物の寿命については、世界初 の体細胞クローン羊「ドリー」が6年7か月で死亡 したことから、短命ではないかとの議論があった が、「ゼナ」が約10年間、正常に発育・生存した ことから、体細胞クローン技術により誕生した動 物が必ずしも早く死ぬわけではないことが示され たという。
ゼナはメスで梅山豚(メイシャントン)という 品種。農業生物資源研究所とプライムテック、農 研機構・畜産草地研究所が飼育した。

順調に成育し、14頭の正常子豚を出産(人工授 精)して繁殖能力が正常であることも示したあ と、今年3月18日に体細胞クローン豚としては世界 最高齢の寿命を終えた。

豚は、多くは生後半年で食肉として出荷され、 繁殖用とされる種豚であっても3~4年で更新され ることから、正確な寿命は分かっていない。日本 で飼育されてきた梅山豚の生存期間として10年以 上のものは確認されていないという。

豚は臓器の大きさや代謝系などが人間に近いこ とから、この成功を受けて、人間の遺伝子や疾病 に関係する遺伝子を組み込んだクローン豚を作 り、新たな医療技術の開発に利用することへの期 待が高まっている。via:nias.affrc






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