→→→ 前回の続きより…
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hCG値が余りに低かった為、化学的流産又は異所性妊娠の可能性を指摘され、
暫し落ち込みモードだった私
しかし数日後には僅かな可能性を信じて再判定日迄の期間、
サプリを飲んだり足首を温めたりしておりました
そしてまた数日後…
なんか身体が火照る
…もしや妊娠?いやいや期待しないぞ。
でももしかして…?
を繰り返し、妊娠検査薬を試してみたら…
陽性な様な、そうじゃない様な?
検査薬の線はうっすらと現る。
そしてこの頃から時々吐き気。
(あっ今気付いたけれど、消費期限があるのねコレ…使い切れないわ)
そんな調子で過ごし、迎えた再判定の結果…
「異所性妊娠の可能性は無いですね。
hCG値もあがって胎嚢が見えるので、
また再々判定日に来院して下さい。」
…やったーーー!!!!!!
とか盛大には喜べず。
「胎嚢が見えても次の心拍確認の時までにはお亡くなりになってしまうかもしれない…」
不妊治療をしていると大体の方は「妊娠〇〇週の壁」を
意識して、疑心暗鬼になってしまうのではないでしょうか?
私は常に不安でした。
結局、産むまでその不安は続きましたが
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その後、常に不安と闘いながら再々判定、そして卒業と順調に進み、
顕微授精からの初移植、低hCGからの卒業、と
まさかまさかの初回卒業を体験出来たのは本当に予想外でした。
もう卒業する頃にはつわり真っただ中…
吐き気で電車に乗っての通院もやっとの事。
妊娠前迄は
「NIPT受けたい!」
(NIPTとは新型出生前診断の事です。
母体の採血のみで胎児の染色体異常を90%以上の確率で診断出来ます。)
とか決めておりましたが、通院する余裕が無い程にとにかく吐き気…ぁぁ…
結局、NIPTは受けませんでした。
元々移植後の血中hCG10という低値からの奇跡的な妊娠。
確率がどうした、何でも来い!(半ばヤケクソ)
という気持ちと…それ以上に吐き気で移動もままならずで。
(結局吐き気が一番の決め手だった…)
嘔吐恐怖症の私ですが、そんな事はなかったかの様に
勝手にマーライオンになってゆく、抗えない吐き気との闘い…
家事なんてほぼ出来ない状態でした。
→→→ 次回、妊娠生活編へ続く。悪阻地獄からのスタートです