【再更新】:落ちこぼれだった僕が先生になって考えたこと | 読書で人生武者修行(改)

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落ちこぼれだった僕が先生になって考えたこと/皆吉 淳延
¥1,050 Amazon.co.jp

満月満月満月満月半月

自転車この本を読むきっかけ自転車

著者の皆吉さんより献本して頂きました^^

ありがとうございます!

UFO目次UFO

◆はじめに
■第Ⅰ部:落ちこぼれっぱなしの18年間
◆第1章:努力実らず、夜間高校の門をたたく
◆第2章:学力不振の小中学時代「僕って馬鹿なの?」
◆第3章:いろいろな子がいていい、それが個性なのだから
◆第4章:不本意な高校生活より遊びを満喫
◆第5章:大検、そして大学受験の第一志望は早稲田
◆第6章:学問へのホップ・ステップ・ジャンプ
◆第7章:大人になった僕からのメッセージ
◆第8章:人生そんなに急いでどこへ行く
■第Ⅱ部:落ちこぼれ先生の授業実践
◆おわりに

抜粋の前に著者の略歴
小学校、中学校と学力不振に悩まされ続け、通知表は殆ど2、クラスメートに追いつこうと必死に努力したが成績は向上せず落ちこぼれ人生を歩むことになる。高校受験では全日制に落ち夜間の定時制高校に合格。進学後夜間高校へ通うことへのコンプレックスに悩みながら学校生活を送る。
夜の街の遊びを覚え、新宿歌舞伎町を中心に夜の街の住人となり高校中退となる。
「中卒」という学歴からの脱却を試み、通信制高校と併用し大検を取得。浪人生活を経て、駒澤大学文学部に合格。その後、大学で学問の面白さに触れ、千葉大学特殊教育特別専攻科を経て、千葉大学大学院教育学研究科へ進学。
大学院修了後、高校国語科教員、区教育委員会派遣指導員を経て現在教育評論家、早稲田ゼミナール講師。早稲田大学で特別講師を務めた経験もある。
自分の経験を生かし、「落ちこぼれ先生」という愛称で楽しく分かりやすい授業を目指し活動している

ロケット気になる部分の抜粋ロケット

●人間はあきらめることはいつでもできる。しかし、夢を実現させるための努力を
 継続することは難しい。挫折しても、失敗してもよい。自分のペースでゆっくりと
 前へ進めばよい。努力はきっと報われる。絶望の裏側には必ず希望がある。
●教育に大切なのは勝ち、負けではなく、生徒の良い面に目を向け、
 あきらめずに可能性を信じ続けて支援することだと思う。
●自分は人と違うところがきっとあるはずである。その変わったところが個性
 なのである。そこを大切にしたい。だから、人の個性も侵害してはいけない。
 頭で理解することはできると思う。だけど心で感じる努力をしてほしい。
 それができたなら、いじめは減ると思う。
●人間は生きる上で多くの理不尽さに出会う。時として、笑顔で接したくないのに
 笑顔で接しなくてはならない。頭を下げたくなくても、下げざるを得ない時もある。
 まずはそういう社会であることを僕は認めようと思う。その中で思考するのである。
 損得感情は僕も持っている。だけど、損を選んでも信念を譲れない時がある。
 その時は心のままに生きていいのだと思う。後悔やつらさは残るが、時が経てば
 心が回復し、健康な状態になる。
●人間の精神力や集中力の持続時間には個人差がある。それを一律に
 してはいけない。自分が努力で勝ち取ったからといって相手もできるとは
 限らない。もし、それが可能なら、世の中は成功者で溢れかえっているはずだ。
 みんな自分のペースで成長していけばよいのである。
●自分を好きになれる人は、必ず他人も好きになれる。自分を信じきれる人は
 必ず他人を信じることができると思う。
●今さら勉強なんてムリということはない。単なる思い込みである。
 自分のペースで勉強を継続していくことで昨日の自分より今日の自分が
 進歩している。

走る人感想走る人

どうでしたでしょうか?
著者の略歴からもわかるようにホントに勉強ができなかった著者が今は

予備校の講師をされています。

僕自身、勉強でここまで困ったことはなく、可もなく不可もなくという成績で
学生生活を送りましたので、著者の「落ちこぼれ感」というか劣等感は
分かりませんが、この本を読んでいて、思い出したのが、自分が介護の世界に
入った時の事です。
営業職という全く違う仕事からヘルパー2級を取り、とある老人ホームに
運良く入職できました。資格を取っていても全く知識がない状態なので、
年下であるが、上司であり、この介護の世界の先輩の職員にわからないことを
質問したら、「そんなことも知らんの?」「本気で言ってんの?」と言われ、
かなり腹が立った。しかし言い返す言葉もなく、ただただ落ち込んで、
わからないことも聞きづらくなってしまった。
それと同時に「見返してやる」という気持ちもわき、
最初の一年はその上司の顔色を見ながら、バカにされないことだけを考えて
介護をした。その結果、お年寄りの人権は無視し、仕事を早くこなすことだけが
身についてしまった。早くできるようになり、周りも認めてくれるようになった時は
空しさだけが残り、これではいけないと思い、社会福祉士の通信教育の
勉強を始めた。ただ、最初の1年も周りのみんなが冷たいわけではなく、
やさしく手を差し伸べてくれた方もいたのは事実で、この著者もそういう
助けてくれる存在の人物に出会っていることを書かれている。


たとえ、その時に「落ちこぼれ感」を抱いていても、必ず味方になってくれる
人が僕はいるのではないかと思う。
そのためにはもちろん、本人が努力をしているという姿勢が見られるという
条件はあるのかもしれない。
ちょっと、横道にそれたかもしれないが、本書を読んで、思い出したことを

書かせて頂きました。


そして、本書の面白いところは実は第Ⅱ部にあるですが、Ⅱ部では、
古典の面白さを古典の講師でもある著者が授業形式で教えてくれている。

長くなったので、詳しくは読んでいただきたいと思いますが、「一寸法師」が
例題のひとつしてあり、僕らが一般的に絵本などで知っている話と古文としての
一寸法師の話の違いなどがわかり、とても興味深く読めます。

馬プレミアム流この本のタイトル馬

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安西先生私だけかね…?まだ勝てると思っているのは…

   あきらめる?あきらめたら そこで試合終了ですよ…?