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崖っぷち「自己啓発修行」突撃記 - ビジネス書、ぜんぶ私が試します! (中公新書ラクレ)/中央公論新社






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書評ブログで紹介されていて、
興味を持ったので、読んでみました。
ビジネス書を全部、試しますっていうフレーズが・・・
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◆1:「自己啓発書」はダメ中年を救えるか?
◆2:あらゆる「読書論」を読み比べる
◆3:挑まずには済まされない「速読法」
◆4:「空間と時間の整理法」に挑戦!
◆5:ヒット企画を生み出す「発想法」を身につけたい!
◆6:顧客へのプレゼンを有利に運ぶ「会話術」をマスター!
◆7:企画プレゼン、リターンマッチ!
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●最高に幸せな人もみんなそれぞれに憂鬱や悩みや失望を抱えている。
幸せな人と不幸せな人の違いは、落ち込む回数や落ち込み度の
深さではなく、その気分にどう対処するかで決まることが多い。
前向きな気分も否定的な気分も一過性だとよくわかっていて、
落ち込みもやがては消えると知っている。
●読書をするとコミュニケーション力が格段にアップする。
人の話には幹と枝葉がある。しっかりと相手の言っていることの
幹を押さえて、それをより伸ばすように話をするのが会話の王道。
●古典的な書籍で述べられていたことが、形と描写を変えながら
現代の書でも繰り返し主張され続けている箇所に所々で出合ってます。
●これまで読んだ本の目次を片っ端からコピーをとり、
ノートに貼り付けた。
(本棚からわざわざ取り出さなくてもちょっとした内容は把握できる)
●紙に「やりたくないことを書き出す」
そうすれば、自ずと本当にやりたいことが何だったのか、明確になってくる。
●アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
●あきらめなければ決して敗者になることはない。
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自己啓発書の実践はいかがでしたか?
著者は「ついていったらだまされた」という本を書いて、
ベストセラーになっています(僕ももっていますが、未読)
悪徳商法や業者にわざと潜入し、そのだましの手法を
こと細かく、消費者目線で書かれた本です。
しかし、昨今仕事も減ってきたところに出版社から、
自己啓発書やビジネス書を読んで、実践してほしいという
依頼があり、この本の誕生となった。
読書習慣のない著者が50冊の出版社から提示された
本を読み、実践し、その成果を報告しています。
ドキュメントを読んでいるような感覚で、
著者が本の内容を実践していきます。
本によっては、同じ事柄に対して、真逆の主張もあり、
戸惑うこともあるも、いいとこ取りで、本の内容を自分のものに
していく過程は僕のような本を読む者にとって、勉強になりました。
要は、読んだ本の内容をどう今の自分に活かし、
うまくいかなければ、どこが悪くて、どこを修正したらよいのか、
そういった繰り返しで、著者の地味ではあるが、成長していきます。
本の内容を実践もせず、「それは著者だからできた」という
結論にしてしまう、ただの評論家(書評家)では、
せっかくの本の価値を下げてしまうと思います。
どんな本にも1つや2つはタメになることはあると思いますので、
まずは試してみる、そして、合わなければアレンジする、
他の本の内容と組み合わせるなど、活用方法はいくらでもあります。
自己啓発書をたくさん読んで、壁にぶち当たっている方ほど、
読んで欲しい作品だと思います。
著者の体当たりレポートは必ず勉強になると思います^^
≪プレミアムの最後に一言
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★ この方法で本を書くと、実践せざるをえないわけで、
本も出せて、本の内容も試せて、内容が自分のものになると
一石三鳥だね~
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崖っぷち「自己啓発修行」突撃記 /中央公論新社
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最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>