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伝説のソープ嬢に学ぶ接客の極意 (双葉新書)/双葉社
￥840Amazon.co.jp
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読むきっかけなど≫
どこか忘れましたが、ブログで紹介されていた別の本のレビューを
アマゾンで見たときに「この本もチェックしています」のなかに
本書があり、おもしろそうだったので、図書館で予約し、借りました。
伝説のソープ嬢の極意が気になる～
≪
目次≫
◆１：ソープ嬢の心構え
◆２：お客様への挨拶
◆３：お客様との会話
◆４：接客の心構え
◆５：お客様を虜にする密着サービス
≪
気になる部分の抜粋≫
●ソープランドに在籍している女の子の仕事は、個室内でのサービス
だけではありません。お客様と接している時間は、お客様だけのことを
考えて行動しなければいけません。
女の子にとってエスコートも大切な仕事の１つなのです。
●質問をするという行為は、いま聞いている話について
「もっともっと知りたいです」「凄く興味があります」というサインです。
それを察したお客様は、自分の知っていることを女の子に教えることで、
ちょっとした優越感に浸ることができるのです。
●聞き役の役割は「大きく相槌を打つこと」と「質問すること」です。
この2つを守れば、お客様は女の子を気に入り、
気分よくおしゃべりしてくれるのです。
●お客様の話に対して、決して口に出してはいけない禁句があります。
その代表的な言葉が「でも」です。この「でも」は、会話を中断させて
異論を主張するときに使います。
要するにお客様の話を否定することになります。
●ソープランドは、女の子がお客様をもてなし尽くすところです。
次に何をして差し上げるか、お客様の一挙手一投足に目を
光らせなければなりません。それこそ、飲み物の上げ下げまで。
もてなし尽くすことに際限はないのですから。
●ときおり香水をつけて接客に望む女の子もいます。
もしかするとお客様は結婚されているかもしれませんし、
彼女と同棲していることも考えられます。ソープランドでなくても、
香水の香りが残っていれば、奥様や彼女はお客様に対して
不信感を抱くでしょう。
ソープランドはサービスを売る所であって、
トラブルの原因を作ってはいけません。
●ソープランドのお客様は男性です。同じ男性でも、一人ひとり、
年齢が違えば趣味、趣向、性格も違います。さらには体力や
精力だって個人差があります。
女の子はそれを踏まえて一人ひとりのお客様に向き合い、
もっとも喜んでいただける接客サービスで、もてなさなければいけません。
お店の押し付けサービスが苦手なお客様がいらしたら、
最善の方法を実行してほしいものです。
●ソープランドも既存のプレイだけに頼っていてはいけません。
お客様に新しいサービスやテクニックを楽しんでいただき、
今まで以上の喜びと驚き、満足感を得ていただかなければいけないのです。
女の子は現状に満足することなく、新しいことにチャレンジしてください。
≪
感想≫
ソープ嬢の接客の極意はいかがでしたか？
著者は元ソープ嬢で、今は現役のソープ嬢に
接客対応の仕方やプレイの技を指導しているそうです。
ソープ嬢という特殊な職業のように思われますが、
基本的な接客の心構えは他の接客業と何ら変わることは
ないと本書を読んで思いました。
ただ、対象が男性であるという特殊性があるので、
他の接客業とはまた違う視点で接しないといけない部分も
あるのは事実ですね。
本書を読んでいると男性を心地よく、喜ばせるために、
細部に渡り、気を遣っているもしくは、遣わないといけない。
そういう点では、僕も介護職として、お客様に関わるので、
勉強になる部分もありました。
他の店（事業所）と違う、他の職員と違う対応が
やはりお客さんの心を掴むのだと思います。
「また、来たい！」と思わせるのだと。
僕の仕事で言えば、目の見えない利用者が何人かおり、
昼食を提供する時に、どこにご飯があり、どこにどんなおかずがあるのか、
などなど細かく、教えて差し上げないといけません。
このようなことは誰でもすることで、食事が終わり、
おかずなどが少し残っている場合に「残っている」ことを
教えて、食べるのか？あえて残しているのか？
そういう確認も誰でもしているのです。
全て、食べ終わっている状態で、下膳するときに、
「下げますね～」という職員が自分の職場でもほとんどなのですが、
僕は「きれいに食べて頂いてますので、お下げしますね」と言います。
この「きれいに食べて頂いている」の一言って大事だと思っています。
目の見えない方にとっては、状況がわかりませんし、
この一言を言うことで、「きれいに食べれたんだ」と認識してもらうのは
とても大事なことだと僕は思っているので、目の見えない利用者さんには
必ず、伝えるようにしています。
小さな心遣いって何気ない一言や何気ないしぐさから
出てくるもので、おしつけがましくないのがミソだと思います。
そんな細やかな気遣いを学べる作品でした＾＾
読もうと思われる方、少しではありますが、
白黒写真もあり、人によっては人前で、
読むのは恥ずかしいかもしれません。
僕は電車で読みましたけど。。。
≪
プレミアム流の最後に一言≫
★ この本に出てくるようなお嬢のサービスを受けてみたい・・・
（え？プレミアムはそういう所、行ったことないの？？？）
ん～・・・「ノーコメントでお願いします（＾＾；）」
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