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- A4 1枚で「いま、やるべきこと」に気づく なかづか日報/中司 祉岐
- ¥1,470 Amazon.co.jp
(5点/5点中)
≪この本を読むきっかけ
≫
著者である中司祉岐(なかづかよしき)さんより、 - 献本していただきました。
日報なんて、めんどくさい作業というイメージしかありませんでした・・・
≪目次
≫
序章: (日報の威力)
A4 1枚の日報から成果に直結するやるべきことがわかる
第1章:(数字)
日報の数字を読み解けば見る見る業績が上がる
第2章:(行動)
山ほどのムダと非効率な日常日報がみごとにそれを指摘してくれる - 第3章:(お客様)
「分かっているつもり」 「思い込み」阻害要因をぶち破る日報のすごさ
第4章:(商品)
日報を毎日検証すれば、魅力ある商品の正体がわかってくる
第5章:(モチベーション)
理性型か感性型か、タイプ別に日報で自己管理ができる
≪気になった部分
≫
●日報は、単に管理の道具ではない。常に精査をし、日々の活動や経営に
役立ててこそ、日報を書き残す意味があります。
●あやふやな「分かっているつもり」から、1日も早く脱却して、事実の
積み重ねをもとに「何をするべきか」を明確に、しかもスピーディーに
分からなくてはならないのです。
●日報に書かれた過去の事実を、目をさらにして読んでいくと、
「ああ、そうか」と気づくことが多いのです。
●数字で、明白な「実態」を知ることによってこそ、問題解決に向けての
「行動」が起きてくるのです。
●日報と日記や手帳と異なるのが、単なる1日の振り返りでも、
スケジュールの備忘録でもなく、はっきりとした目的意識を持ち、
「年間目標からの逆算思考」で記録する点です。
●予定と実際の行動を見比べながら、常に時間をお金に換算して、
その結果から「ムダ」を見つけて、排除する思考を養う必要があります。
●経営にとって先入観、思い込みは怖いものがあります。
もっと怖いのは、この先入観、思い込みは、なかなか払拭できないと
いうことです。軌道修正するには、「事実」によって間違いに気づくしかない。
●モチベーションを高めようと多くの人が自己啓発のセミナーなどに参加して
いますが、私はあまりお勧めしません。必要なのは誰かの理論ではない。
突飛な精神論でもありません。答えはすべて足元にあります。 - ●誰もが「自分は変わりたい」など前向きな思いを持っていますが、多くは
失敗しています。それは矛盾しているようですが、人間は変化に弱い動物です。
環境や自分が変わっていくことに強いストレスを感じます。
ストレスを上回るモチベーションをもたらしてくれるのが日報である。
≪感想
≫
いやぁ、熱い本ですねぇ
抜粋箇所もこの倍以上付箋を貼りましたが、絞りに絞りました。 - 本書の中では、著者がまず、営業の仕事で壁にぶつかり、日報により
成績が向上していくわけです。そのノウハウをベースに今は
「日報コンサルタント」として、日々、伸び悩んでいるクライアントを
日報を使うことで、成績や業績を向上させています。
著者が関わったいろいろな業種の日報により復活した事例が
豊富に紹介されています。そして、実際の日報と著者の添削も
記載されています。この本を読んでいると日報って大事やなぁって、
使い方次第では、強力なツールになるんだと認識しました。
自分が営業職時代に書いていた、「嫌々日報」が恥ずかしくなりました。
本書では、日記とは違うと書かれていたが、アレンジして、個人にも
当てはめて、毎日の行動の振り返り、その中からの気づき、気付きからの
反省や行動をサイクルとして続けていけば、会社に属してなくても個人で
使える考え方ではないだろうか?
小さな会社・お店などで、伸び悩んでいるのなら、一度ぜひ、読んでみて
頂きたい本です。著者のコンサルを受けてみたいとも思いました。
著者のブログ→こちら
最後までお読み下さり、ありがとうございますm(__)m
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