- どーも、プレミアムです
本日紹介する本はこちら - トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる~居酒屋の神様が教える繁盛店の作り方~/宇野隆史
- ¥1,575 Amazon.co.jp
(5点/5点中)
≪この本を読むきっかけ
≫
だいぶん前に図書館で予約してようやく借りられるようになったので、 - 明確なきっかけが思い出せないのですが、おそらくどこかの
書評ブログで紹介されていたのとアマゾンのレビューを見て、 - 借りたのと、タイトルの長さに読んでみたいと思いました。
すごくいい本でした。付箋を貼りまくったので、2回に分けます。
飲食店を経営されているので、飲食店に関する文章です。
前後の文章を省略していると抜粋も文章だけでは
伝わらないことがあるかもしれません。
飲食はもちろん違うジャンルでも大型のチェーン店ではなく、
小さな店を開いている、もしくは開きたい方は参考になると思います。
- ≪
付箋箇所の抜粋
≫
1:儲からない店なんて、絶対にない
~店作りの基本のキ~
●心の持ち方1つで見方は変わるし、吸収できるものも増える。
●店を作る時は、どんな店をやったら流行るかばかり考えるんじゃなく、
自分自身が心から楽しいと思える店をやる。それが長く続けていく基本。
●仲間と共同経営はだめ。一国一城の主でないと上手くいかない。
二人で10坪の店を出すぐらいなら、それぞれが5坪の店をやるべき。
●小さな店は、流行りを追いかけるんじゃなくて、飽きられることがない
「普通の店」を目指すべきなんだよね。
●店長や経営者に絶対欠かせないのは、明確なイメージを思い描ける力が必要。
●店長は自分自身がイメージする力と、下で頑張っている子たちに
イメージさせる力の両方が大切なんじゃないかと思うんだ。
●自分の弱点を見つめ、そのハンディを乗り越えるために、
いつもああでもない、こうでもないと考えること。
それが今の商売にも結び付けている。
●儲けだけにこだわらないこと。それが客商売の基本だ。
●重要なのは「これだ!」と思うアイデアに行き当たったら、すぐに実行すること。
頭の中のファイルにしまい込んだままで満足したら、宝の持ち腐れになる。
●他店を視察となると、やたらと写真を撮る人がいる。写真におさめると
いつでも見返せるから放っておくことが多い。
参考になるポイントぐらい覚えてんきゃダメなんだ。 - ●アンケート用紙じゃ、実際のお客さんの顔が見えない。商売っていうのは、
A子ちゃんとかB子さんとか、具体的なお客さんの顔が思い浮かんで、
「あの子に食べさせたい、喜ばせたい」と思える方が絶対強いと思う。
●苦しい時は自分がどれだけこの仕事が好きかってことをもう一度
思い出してみることだね。
●(どこよりもドリンクを出すのが早いなど)ささいな一番の積み重ねが、
お客さんをつかんで、繁盛へと導いてくれると思うんだ。
2:人通りのない場所にこそ店を作れ
~立地選びの極意~
●開店して3日間でお客さんとどうかかわるか、そのイメージができていなかったら、
たとえ1カ月遅れてもそれが固まってから開店したほうがいい。
●「楽しい」という磁場を作れる人は、「勝てる」人だ。
●買い物は近所で買う。皿が20枚必要なら、一気に買わずに5枚ずつを
4回に分けて買い、店の人に声をかけてもらう。地域の人たちと触れ合う。
●取引先に対して自分はお客だという態度をとる経営者がいる。
だけど、取引先と店は対等で、腰を低くして、「いつもありがとう」という
気持ちでつきあえば、いつまでも大切にしてもらえて、いい店づくりになる。
3:料理ができなくても、人気メニューはできる
~メニュー作りの極意~
●TVのマネをするなんて恥ずかしいと思うかもしれない。
でも、そんなこだわりを捨ててしまえば、乾いたスポンジみたいに
いくらでも外からの情報を吸収できるようになる。
●小さな店が大手に勝てるのは、個々のお客さんに対する「心」だ。
クーラーなんて涼しくて当たり前だけど、お母さんがあおいでくれる
「うちわの風」には、涼しさだけでなく、幸せを感じる。相手に対する心がある。
●何人ものスタッフがいる店で、売る能力がある子がいて店が回っていると、
売れない子も自分に能力があるように錯覚してしまうことを気を付ける。
●メニューを100円、200円下げるよりも、お客さんを楽しませて得したという
気分にさせる。そうすれば安い値段で勝負しなくてもまた来てくれる。
●値下げした価格というのはしばらくすると「当たり前」になる。
そうしたら、お客さんにはもうその価格は魅力的にはならない。
だから、「安いから」ではなく、「食べたい」と思わせなきゃ
安定して売れるメニューにならないんだ。
≪感想
≫
ちょっと付箋を貼りすぎまして、2回に分けることになりました。 - それだけ良書ということですね。
小さなみせを作るには?大手にできないことは?
ランチェスター的発想で生き残る術をこの本では何度も訴えかけてくる。
当たり前のことを当たり前にやる。 - 簡単なようで意外と難しいから心に響いてくるのかと思いました。
- では、明後日の後編をお楽しみに!
最後までお読み下さり、ありがとうございますm(__)m
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