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言わずと知れた名著でビジネス書を好きな方であれば
読んでいなくても存在ぐらいは知っている本ではないでしょうか?
先日紹介した「人を動かす」と双璧でカーネギー氏の代表作。
「人を動かす」もそうですが、僕が持っているのは新装版ではなく、
旧版のソフトカバーで、持っておかないといけないと思い、
ずいぶん前にブックオフで買いました(700円ぐらい)
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第4部 平和と幸福をもたらす精神状態を養う7つの方法
第12章:生活を転換させる指針(1)
●あなたは、あなた自身で考えているとおりのあなたではない。
だが、あなたの考えていることは、あなたそのものだ。
●今までの私は全世界とそこに住む全ての人間を変えてしまいたいと
思っていたが、変えなくてはならないものはただ1つ、私の心という
カメラに組み込まれたレンズの焦点距離だった。
●私たちが日常生活で得られる心の安らぎや喜びは、自分の居場所や
持ち物や身分によって左右されるのではなく、気持ちの持ちよう1つで決まる。
外部条件はほとんど関係ない。
●「人間は起こることよりも、起こることをどう評価するかによってひどく
傷つくのだ」そして起こることをどう評価するかは、私たちの心1つである。
●快活さを失った時、他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は
いかにも楽しそうな様子で動きまわったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振る舞うことである。
●人が事物や他人に対する考え方を変えると、自分に対する事物や
他人の態度が変わってくることを発見するだろう。
自分の考え方を根本的に変えてみよう。
すると、生活の外的条件が急変してしまうのに驚くだろう。
第13章:仕返しは高くつく(2)
●私たちが敵に憎しみを感じると、むしろ自分自身が敵に支配される。
そしてその支配力は私たちの睡眠・食欲・血圧・健康・幸福に及ぶ。
●もし利己的な人たちがあたなを利用しようとしたら、そんな連中と
付き合うことはない。だが、仕返しは考えないことだ。
仕返しをしようとすれば相手を傷つける前に自分が傷ついてしまう。
●自分の敵を許し、忘れてしまう確実な方法は、自分自身よりも
限りなく大きな主義主張に夢中になることだ。
そうすれば、私たちが出くわす侮辱や敵意なだ問題でなくなる。
●人間を賞讃する際に、その人の業績を基準にしてはならない。
さらにその人のしたこと、あるいはしなかったことを非難の対象にしない。
なぜかと言えば、我々は皆、その場の事情・境遇・周囲の状況・教育・
身に付いた習慣・現在から未来にかけて人間を形成する遺伝子などが
生み出した産物なのだ。
第14章:恩知らずを気にしない方法(3)
●人間とは生まれつき感謝を忘れやすくできている。だから絶えず
感謝していることは、自ら進んで心痛を求めていると言ってもよい。
●幸福を発見したいと願うなら、感謝とか恩知らずなどを考えずに、
与えるという内面の喜びのために与えるべきである。
第15章:百万ドルか、手持ちの財産か?(4)
●「私は一体何を悩んでいるのだろう?」と自問してみてはどうだろう?
そんな心配など、どちらかといえば取るに足りない無駄なことだとわかるはず。
●「自分に備わっているものをほとんど顧慮せずに、いつも欠けているものに
ついて考える」傾向こそ、地上最大の悲劇と言ってよい。
第16章:自己を知り、自己に徹しよう(5)
●自分が他人と違うからといって一瞬にもせよ悲観することはない。
あなたはこの世の新しい存在なのだ。
●皆さんはこの世で何かしら新しさを持っている。それを喜ぶべきだ。
自然があたえてくれたものを最大限に活用すべきである。
結局のところ、すべての芸術は自叙伝的なのである。
第17章:レモンを手に入れたらレモネードを作れ(6)
●努力と成功の刺激剤ともいうべき悪条件を背負っていたからこそ
成功したという人は驚くほど多いのである。
●私たちが失望落胆してもとにかく2つの理由のために現状打破を試みる。
①成功するかもしれない。
②たとえ成功しなくても、マイナスをプラスに変えようとするだけで、
後ろを振り返らずに前方を見つめることになる。
消極的だった考えが積極的になり、それが創造力を活動させ、
我々を多忙にし、過ぎ去ったものを嘆く時間や気持ちはなくなってしまうだろう。
第18章:2週間で鬱病を治すには(7)
●他人に善を行うのは義務ではない。歓喜である。
それは行う者の健康と幸福とを増進する。
●人間はだれでも、他人に興味を持たれると手放しで喜ぶものだ。
●人間が短い一生から喜びを取り出そうと思うのだったら、自分よりも
他人のために役立つように考えかつ計画すべきである。なぜなら
自分に対する喜びは自分が彼らに与える喜びと、彼らが自分に
与えてくれる喜びによって決まるからである。
第5部 悩みを完全に克服する方法
→抜粋箇所はありませんでしたが、こんな感じです。
●祈りは私たちが何のために悩んでいるかを言葉で正確に
表現するのを助けてくれる。
●信仰は、人間が生きる拠り所とすべき力の1つだ。
そして、それが皆無となることは破滅を意味する。
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以前紹介した「怒らない技術」で目の前の事象について
怒るも怒らないも決めるのは自分自身だということが書かれていた。
今回、この記事をまとめているとその言葉を思いだしました。
そして、「私たちが敵に憎しみを感じると、むしろ自分自身が敵に支配される」の
部分が自分では印象に残りました。
第5部に関しては読んでいて付箋箇所はありませんでした。
最後までお読み下さり、ありがとうございますm(__)m
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