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人を動かす 新装版/デール カーネギー
¥1,575Amazon.co.jp
(5点/5点中)
≪この本を読むきっかけ
≫
言わずと知れた名著!いろいろな本の元ネタになっている。
ビジネス書好きと公言している以上読むべき本かと思い、
読んでみました。
全3回の2回目です。
≪付箋箇所の抜粋
≫
PART3:人を説得する十二原則
①議論をさける
●議論に負けても、その人の意見は変わらない。
●誤解は、議論をもってしては永久に解けない。気転、外交性、慰め、いたわり、
そして、相手の立場で同情的に考える思いやりをもってして、初めて解ける。
●「腹を立ててはいけない」何に腹を立てるか、それ次第で人間の
大きさが決まってくる。
●「率直であれ」自分が間違っていると思う点を探し、率直にそれを認めて謝る。
それで、相手の武装が解け、防衛の姿勢がゆるむ。
~人を説得する原則1~
★議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
②誤りを指摘しない
●「人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ」
●私の知っていることは1つだけだ。自分が何も知っていないということ。
●人の意見に真っ向から反対したり、自分の意見を断定的に述べない。
決定的な意見を意味する「確かに」とか「疑いもなく」などということは使わず、
「自分としてはこう思うのだが」とか「私にはそう思えるのだが」ということにする。
●相手の間違いを頭から決めつけるやり方は、効果がないどころか、
結局、相手の自尊心を傷つけ、みんなからも敬遠されて、話し合いも
できなくなるのがオチだ。
~人を説得する原則2~
★相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
③誤りを認める
●自分に誤りがあるとわかれば、相手のいうことを先に自分で言ってしまう。
そうすれば、相手には何もいうことがなくなる。
●自分が犯した誤りを認める勇気には、ある種の満足感が伴う。
罪悪感や自己防衛がほぐれるだけでなく、その誤りから生じた問題解決に
役立つ。
~人を説得する原則3~
★自分の誤りをただちにこころよく認める。
④おだやかに話す
●相手の心が反抗と憎悪に満ちている時は、いかに理を尽くしても
説得することができない。子どもを叱る親、権力を振り回す雇用主や夫、口やかましい妻
こういった人たちは、人間は自分の心を変えたがらないということを
良く心得ておくべきだ。
●親切、友愛、感謝は世の一切の怒声よりもたやすく人の心を変えることができる。
~人を動かす原則4~
★おだやかに話す。
⑤“イエス”と答えられる問題を選ぶ
●人と話をする時、意見の異なる問題を初めに取り上げてはならない。
まず、意見が一致している問題から始め、それを絶えず強調しながら話を進める。
●互いに同一の目的に向かって努力しているのだということを、
相手に理解させるようにし、違いはただその方法だけだと強調するのである。
●最初は相手に「イエス」と言わせるような問題ばかり取り上げ、
できるだけ「ノー」と言わせないようにしておく。
~人を説得する原則5~
★相手が即座に“イエス”と答える問題を選ぶ。
⑥しゃべらせる
●相手の言うことに異議をはさみたくなっても、我慢しなくてはいけない。
相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらが何を言っても無駄だ。
●大きな気持ちで辛抱強く、しかも誠意を持って聞いてやる。
そして、心おきなくしゃべらせてやるのだ。
●「敵を作りたければ、友に勝つがいい。味方を作りたければ、友に勝たせるがいい」
→人間は誰でも、友より優れている場合には重要感を持ち、
その逆の場合には、劣等感を持って羨望や嫉妬を起こすからである。
~人を動かす原則6~
★相手にしゃべらせる。
⑦思いつかせる
●人から押し付けられた意見よりも、自分で思いついたほうを、我々ははるかに
大切にするものである。すると、人に自分の意見を押しつけようとするのは、
そもそも間違いだといえる。暗示を与えて、結論は相手に出させるほうが利口だ。
~人を説得する原則7~
★相手に思いつかせる。
⑧人の身になる
●非難はどんなバカ者でもできる。理解することに努めねばならない。
賢明な人間は、相手を理解しようと努める。
●自分の意見を述べるだけでなく、相手の意見をも尊重するところから、
話し合いの道が開ける。
●話し合いの目的、方向をはっきりさせて、相手の身になって話を進め、
相手の意見を受け入れていけば、こちらの意見も相手は受け入れる。
~人を説得する原則8~
★人の身になる。
⑨同情を持つ
●悪感情や口論を避け、大人しく聞かせる魔法の文句とは、
「あなたがそう思うのは、もっともです。もし私があなただったら、
やはりそう思うでしょう」
●相手をやっつけるよりも、相手に好かれる方がよほど愉快である。
●不幸な自分に対して自己憐憫(じこれんびん)を感じたい気持ちは
程度の差こそあれ、だれにでもあるのだ。
~人を説得する原則9~
★相手の考えや希望に対して同情を持つ。
⑩美しい心情に呼びかける
●人間は誰でも理想主義的な傾向を持ち、自分の行為については、
美しく潤色された理由をつけたがる。そこで、相手の考えを変えるには、
この美しい理由をつけたがる気持ちに訴えるのが有効だ。
●人をごまかすような人間でも、相手に心から信頼され、
正直で公正な人物として扱われると、なかなか不正なことはできないものだ。
~人を説得する原則10~
★人の美しい心情に呼びかける。
⑪演出を考える
●現代は演出の時代である。単に事実を述べるだけでは十分ではない。
事実に動きを与え、興味を添えて演出しなければならない。
~人を説得する原則11~
★演出を考える。
⑫対抗意識を刺激する
●仕事には競争心が大切である。あくどい金儲けの競争ではなく、
他人よりも優れたいという競争心を利用すべきである。
●仕事への意欲を最もかき立てる要件として、金や条件や手当ではなく、
仕事そのものだった。仕事が面白ければ誰でも仕事をしたがり、
立派にやりとげようと意欲を燃やす。
~人を説得する原則12~
★対抗意識を刺激する。
≪感想
≫
人間って自分の主張をしたがります。相手の言うことはそっちのけで
いつも自分の話をする同僚を思いだしました。
話を遮られるとほんとに嫌な気分がするので、最後まで聞くこと。
そして、穏やかに話し、自分の間違いがあれば素直に認めること。
どうしてもプライドが邪魔する時があるけど、へんなプライドは信頼関係を
築く上で障害になりうることを学びました。
最後までお読み下さり、ありがとうございますm(__)m
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