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- TREASURE トレジャー/犬飼ターボ
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(4点/5点中)
「自己啓発」・「成功法則」系の書籍はたくさんありますが、
小説風というか物語で読ませながら、成功法則や自己啓発の
エッセンスが注入されている本を書かれるツートップと言えば、
僕は「犬飼ターボ」さん、「喜多川泰」さんを挙げます。
どちらの作家さんも外れがほとんどないです。
お二人とも好きなのに小説風を紹介するのが苦手なので、
紹介せずに今まできましたが、今回は図書館で借りた本なので、
ここで、記事を書かないと本がとりあえず手元から離れます。
今回は犬飼ターボさんの最新刊です。
あらすじ
仕事にやりがいが見いだせないコウジは、
ふとしたことから弓池という成功者と出会う。
「会社で成功の基礎を身につけた人は独立しても成功する」
という言葉に勇気づけられたコウジは独立を決意。
弓池のアドバイスのもと、自分の店を持つために奮闘するのだったが・・・。
実話を元にした小説で学ぶ、成功のためのサービス&マネジメント。
目次
1:成功者との出会い
→ただまんじりと日常を過ごすコウジの目の前に現れた成功者・弓池。
そこでコウジは成功には7つの段階があることを教わる。
2:理想の人生って?
→弓池によって自分の失敗のパターンを気づかされるコウジ。
独立のために与えられた3つの課題は意外なものだった。
3:心のマネジメント
→上手くいっている上司や組織のリーダーが実践する
相手の心をマネジメントする技術。壁にあたったときの対処法とは?
4:感動させるサービス
→独立開店にこぎつけたコウジ。お客様が期待するさらにその上を
いく感動のサービスを目指し、社員教育をするのだったが・・・・・
5:成功者がくれた宝物
→弓池から教わった「本当に大切なもの」に気づいたコウジは
スタッフを集め、チームを1つにする、あるグループワークを行う。
この本に書かれている学び
1、ビジネスと起業
2、満足を超えた感動サービス
3、ハートがつながった人材マネジメント
4、人生の成功
本文からの付箋箇所抜粋
●成功の7段階
①あきらめ:社会と関わることをあきらめている。
②快楽:目の前の楽しいことだけをする刹那的な生き方。
③社会適応:社会の中でルールに従い適応している。
④自分軸:自分のやりたいことを軸に実現している。
⑤バランス:自分と関係者とお金のバランスを取っている。
⑥ビジョン:チームをビジョンに向けて動機づけを行える。
⑦ミッション:使命に気づき偉大な存在とともにそれを遂行している。
●人は壁にぶつかって挫折すると、馴染んだ段階まで下りていく。
●人は思われている通りに行動するものだから、
「あなたは笑顔が素敵ですね」と言われると、笑顔になる。
ある行動をとった直後に褒めるとその行動をもっとするようになる。
●メンタルブロックとは、トラウマと同じで心のブレーキになっている。
先に進もうとしてもメンタルブロックがブレーキをかけて、
同じ行動パターンを繰り返してしまう。
●理解出来なかったら理解できないと伝えること。
頭で理解できていても心が受け入れていなかったらそれを伝えること。
●困った出来事が起きたら、
『私は何を学ぶためにこの出来事を体験しているのだろうか?』
と自分に問いかける。
●自分が本当に望む夢にこそ壁は多く表れるもの。
そして、壁が現れたということは成長してその妨害を
乗り越えろというサインである。
●サービスの質を高めたかったら、小さい「我慢」をどんどん潰す。
例えば注文したいのに店員が忙しそうにして、こっちをみてくれない
とか、2つの料理が来たのに取り皿が1つしかないとか。
そういうのっていちいち改善してくれと言わない。→客は我慢する。
小さい我慢の積み重ねが客は大切にされていないと思う。
●マニュアルがあると、「お客様を喜ばせたい」ではなくて、
「マニュアル通りにしなくちゃ」となってしまう。
●成功する前に応援してくれた人のことは絶対忘れてはいけない。
●「もうダメだ、もうやっても無駄だ」と思う時、
『本当にそうかな?』『決めつけてない?』
●体の異変は問題に気づいて成長しなさいというサイン。
●「怒り」は2つのものを壊してしまう。
人間関係と自分の体。
怒りが他人に向くと人間関係を、自分に向くと肉体を傷つける。
●問題があるのに解決しようとせずに、ただ避けているのは、
回避だね。対立するというのは、お互いが正しさを主張し合い、
価値観が衝突することなんだ。
これは回避よりいいんだけど、価値観が違うと衝突が延々と続く。
●笑いに変える・・・戦いは相手も力が入ってしまう。
でも、笑いは力が抜ける。
●理念を無視して自分の色を出してはいけない。
アルバイトにも理念を伝える。
●全ての夢を叶えることが、
自分の幸せを追求することになるわけではない。
自分で想いを認めないと、代わりに誰か他人に認めて欲しくなる。
●信頼を失うのはあっという間だが、取り戻すのは
じれったくなるほどゆっくりだ。
●「君は精一杯やってるんだ。それをまず認めてあげよう
それが自分を愛するということだから」
●ずっと心の中で戦っていた敵が、実は自分と同じ存在だった。
以上です!
独立して居酒屋を開店していく物語で実話が元に
なっています。
犬飼さんの「CHANCE」(チャンス)という名作と
同時進行の企業物語です。
抜粋したのが、物語の中の文なので、
前後の話がわからないと伝わらない部分が
あるかと思いますが、心に響くフレーズや考えが
散りばめられています。
ぜひ、ご一読を!
最後までお読み下さり、ありがとうございました
ご意見・ご感想など一言でも
コメント頂ければ、とても嬉しいです