およそ2年ぶりのブログ更新です。

のんびりと続けていきますので、

おつきあいよろしくお願いします。


さて、きょうのテーマは。


しんこ。えっ??



そう、一年のうちに2ヶ月くらいしか捕れず、地元でしか食べれないため、幻の食材と言われる「しんこ」です。

この「しんこ」実はカツオです。。。

ですが、ただのカツオじゃありません。

高知県の須崎市と中土佐市でしか食べる習慣がないと言われ、夏から秋にかけてのこの時期には、地元住民の舌をつかんで離さないというから、気になりますね!!


そこで、

「しんこ」求めに、片道5時間の旅へ!

いざ出発!!

目的地は高知県の南西部、土佐久礼。

朝5時に起きて眠い目をこすりながら乗車します。






途中の移動は高速バスと電車です。

土佐久礼駅からは徒歩で進みます。



てくてくてくてくてく。


歩くこと3分ほど。大正市場に到着。



大漁旗がたなびいています。

さて「しんこ」はあるかな。きょろきょろ。

事前の電話では、お店の人にきょうは無いかもと言われていましたが、ありました!!!↓



どれどれ、もっとよく見てみると。。



おおお、見てください!この透明な目

朝どれの鰹です。さっきまで跳ねてたやつです!!お店のおばちゃんに聞くと「しんこ」とは鰹の稚魚のこと。ソーダガツオとマナガツオの2種類の稚魚があり、「メジカ」とも呼ばれるそう。写真の「しんこ」はマナガツオの稚魚で、地元では「白んこ?」とか呼ばれるそう。



その場でさばいてもらいます。上にかかっているのはかぼす?の汁と皮をすったもの。400円です。


そして、気になる味ですが、、

ものすごくぷりぷりしていて、今まで食べたことのない食感!!

カツオよりもあっさりとした後味で、まったく生臭くなく、細胞がざわつくほどの感動でした。美味しかった!




おばちゃんおすすめのカツオ丼

地元でもたれがおいしいと有名。



しょうがとネギがカツオに絡まる絶品

さらに、地元で人気の料理がこちら



上がカツオの心臓です!

弾力ある歯ごたえと、濃いうま味が凝縮されていて、ビールに合いますね!

下は、「はらこ」という魚の腹の部分。油が乗っていてとろけるよう。塩焼き。



カツオを育てた海です。

綺麗なマリンブルーの海と空。

恵みに感謝して、いざ!!




高知市内に戻り、ひろめ市場で、たたきを食らう!





たたきの食べ比べ!

周りのテーブルも大盛り上がり。

カツオがあればなんでも出来る!

 


電車の車窓から見た高知県は、自然が多く残っていました。巨大商業施設や有名ブランド店なんかは何もないけど、高知県にはとびきりに美味しい魚がありました。