夜道、空を見上げると
とっても胡散臭い空だった

お台場ヴィーナスフォートにいるような

まるで天井に覆われているような

そんな悲しい空だった



昔はどんなに遅く帰る夜道も怖くなかったし、むしろ幸せだった


食べ過ぎたときにはわざと遠くの駅で下車して歩いた


彼とのおしゃべりをしながら帰る道のりはあっとゆうまで


家に帰るのがもったいなくて
わざとゆっくり歩いたっけ



名前を呼び合うだけでときめきを感じ

電話を先にどっちがきるかでもめ

せーので切ろうとしたけど切れなくて、


次の日の仕事はいつも寝不足だった

辛いときは半分こ
楽しいことは無限大

家族より素直に話せる存在だった

何気ないどーでもいい会話が幸せだった



どんな防犯対策グッツより
私をありとあらゆる夜道の恐怖から守ってくれた彼との電話

いまはもうなきボディーガード


こんな夜空を見ると無性に恋しくなるけれど、

もうボディーガードはいないんだ