滅び行く国を憂う・・・様より転載
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グローバル経済下における新世界秩序(1)
これからしばらくの間、グローバル経済下において人間はいかにして洗脳され、奴隷化されていくのかをテーマに考えていきたいと思います。

それに先だって、過去の歴史において人間とはいかに「ウソを簡単に信じるか」について述べてみようと思います。もっとも、従軍慰安婦などに関する内容は、ここでは議論が白熱しすぎて客観的に捉えることができないと思いますので、中国について考えてみます。(統一教会の方は嫌中国の人が多いでしょうから)

中帰連(中国帰還者連絡会)という団体があります。今は、「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」という名前になっていますが、次のような団体です。


日中戦争期に中国国内で戦争犯罪を犯した容疑で、中国共産党により1109名の戦犯容疑者が撫順戦犯管理所(撫順監獄 969名)と太原戦犯管理所(太原監獄 140名)に拘留された。

戦犯容疑者たちは、戦犯管理所ではシベリア抑留時代と比べて、栄養豊富な食事、病人や怪我人への手厚い看護、衛生的・文化的生活を保障されたものの、戦争中、日本による数多くの非人道的な犯罪行為を目にし、加担し、実行したとされた戦犯容疑者たちは、それまでの自分たちの行為を反省し、罪を自主的に告白する認罪運動(ないし洗脳)を、長期間にわたって課されてきた。(ウィキペディアより抜粋)


つまり、わかりやすく解説すればこういうことです。中国共産党に捕まった1000名ほどの旧日本軍の人たちが、自分の犯した犯罪行為の告白(坦白(タンパイ))を迫られたわけです。そこでは、


「まだかくしている」

「お前の態度には被害者に対して相すまない、という心からの謝罪の気持ちが現れていない」

「殺される被害者の無念の思いがわかっていない」


などと叱責されながら、一生懸命中国共産党の検察官の資料と一致する「作文」が書けて初めて合格し、解放されるというわけです。
しかも、この中帰連発の情報(洗脳によって書かされたされた作文)をNHKなどは特番で無条件に放送しているわけです。この事実からどのような教訓が得られるでしょうか?


それは、人間の洗脳や情報操作など権力者にとっては実に簡単だということです。


このように、一般的な韓国人は(日本人もそうですが)歴史の真実のほとんどなにも理解していないまま、「みんなが言うのだからそうだろう」「教科書に書かれているのだからそうだろう」「先生が教えているのだから間違いないだろう」という、曖昧な根拠で事実として受け入れていることが大変多いものです。

・・・・・(中略)

「歴史的事実などの下調べをすることなく、妄想を膨らませていく」、これも教会の責任者のなかには得意とする方が多いですが、小説家や脚本家に転職した方が良いかもしれません。


随分と前ふりが長くなってしまいましたが、本題はこれからです。

現代の世界の支配者たち、つまり「新世界秩序」を構成している世界の富豪、政界の最高責任者たち、企業のエリートも情報操作や洗脳を用いてこの世を支配しようとしていると私は考えています。


「そんなバカな? また陰謀論?」

「洗脳される人間は世間知らず、俺は(私は)洗脳されるほど愚かではない?」



私は、人間は簡単に洗脳されてしまう存在だと考えています。そこには、知的レベルの高低ということはあまり関係がないようにも感じます。
特に「宗教による洗脳」、「カルトによる人間支配」はとても強烈です。

ちょっと次の動画を見てみましょう。人間は本当に簡単に洗脳されてしまうということが理解できるでしょう。特に組織に属している人間は、その組織に逆らった言動を取ることは極めて難しいものです。


http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=81wYefVBLqg


近年、プロテスタント教会を席捲している「リバイバル運動」の推進者たちは、「再臨には2段階あり、最初の再臨の時にイエスは見えない霊として来られ、『勝利者』のうちに受肉する」と言っている。

彼らが言う『勝利者』とは、彼らが「預言者」とするベニー・ヒンたちや、彼らが「使徒」と呼ぶ者たちのことである。 
彼らは、説教や集会でキリストを賛美するかのように見せかけて巧みにサタンを崇拝し、集まった人々の額や右腕に「獣の印」を押している。集まっている人々はそれと気付かないうちに獣の印を受けているのである。

『ペンテコステ派』(動画に出てくる伝道師ベニー・ヒンのグループ)の信仰は、「聖書に書かれていることは今日も全く同じように起こるはずだ」というもので、この教派には数多くの「ウィッチクラフト」が訓棟されて送り込まれた。

ウィッチクラフトとはオカルトの指導者グループで、欧米で流行している神秘主義・秘儀・占いを主導しているグループである。
そしてウィッチクラフトの母体は、イルミナティなのである。

ウィッチクラフトの入門の階級はフリーメーソンの第1階級と同じで、入門者は『秘密の誓い』をさせられ、僧侶の手が塩水の中に浸されて入門者に振りかけられ、「生まれ変わった」とされる。また、ウィッチクラフトの教会には、カトリック教会そっくりの祭壇がある。

ウィッチクラフトの低いレベルでは「神々のシステム」というものが教えられる(ジュピター、ヴィーナスなど)。高いレベルではルシファー礼拝の真相が教えられ、ロスチャイルドは肉体を持った神だと教えられる。

ルシファーは善い神であるとされ、聖書の神は邪悪な神だとされ、イエス・キリストはルシファーを気取る詐欺師だとされる。
また彼らは、インドやチベットなどの多神教や偶像崇拝をルシファー礼拝への導入に利用する。マイトレーヤ信仰なども、そのひとつである。彼らは、最終的にはそれらの頂点に君臨するルシファーこそが神であるとしたいのである。

ウィッチクラフトは、フリーメイソン・イルミナティが母体となっているわけですから・・・ 

・ロックフェラー
・フリーメイソン・イルミナティ
・ベニー・ヒン
・ペンテコステ派
・チョー・ヨンギ


統一教会と仲のよい福音派とかキリスト教原理主義団体は一見関係のないように思えます。
しかし、ロックフェラーなどを介して、結局は繋がってしまいます。と言うよりも、ロックフェラーやイルミナティがどの団体とも関係を持っている(影響力がある)といった方がよいでしょう。


宗教、政治、経済 etc. 、あらゆる団体に関係を持ち、「毒を混ぜる」

新世界秩序の支配者たちの「奴隷支配」は中国のように乱暴なものではありません。韓国の捏造歴史のようにすぐにウソがばれるような単純なものでもありません。それらは、もっと洗練されています。そう、それは「奴隷になっていることすら気づかない」ような・・・


(管理人)

話はそのまま、そのとおりだ!って思うような内容だと思うのですが、

この宗教の儀式か何かで教主に手をかざされただけで、簡単に倒れたり失神したりしている動画は、、ちょと、、悪いけど笑ってしまいました。

こんな風になる人もいるというか、心酔してしまうとなんでもかんでも言われるがまま、おそらく教主には全くそんな力なんて無くても、その場の雰囲気とか言われた言葉とか、ですっかり催眠状態になってしまい、こんな訳のわからないおっさんに触られただけで、狂喜乱舞しながら支配されてしまい、金品のみならず、その人生までももぎ取られてしまうんでしょうね。

これが本当にいわゆる宗教ですね~。

はまりこんでいると、それがおかしいとか、異常だとか、話に矛盾があるとか気づかないまま、頑なにこれが素晴らしい真実のものである!と信じ込んでしまうが故に、、どんな妙なことでもありうる、それがこの宗教、および教祖に対しての信心である・・・ってことになってしまうようです。

なので一人倒れたり失神しようものなら、「俺も触られたら倒れるぞ!それが教祖に対する思いの深さだ!」とか思って、わざと倒れている人もいるんでしょうねー!w

でも、こうしてお金だけならまだしも、心も体も搾取され、教祖のいいなりになり、自分自信の考えや思いをもてなくなり、手足をもがれたような人間になっていく・・・。
しかし、そのことには気づけない。気づけないからこそ「洗脳」なんですけどね・・。

これが宗教(カルト)の恐ろしいところですね・・。



―――――――――


グローバル経済下における新世界秩序(2)
先日SPAという、まぁ、教会の方はあまり読まないような雑誌を読んでいる時に、次のような記事が目に入りました。

「ある日、インド人にI go.という文はないと教えられた。理由を突き詰めてみたところ、英語の動詞の言語的特徴は『命令形がすべての基本』ということだった。つまり英語の会話とは主人と奴隷のための言語だったのです」
動詞の原形が会話でそのまま命令形になるのはそのためだという。


たとえば、「Go! Go! Go!」は「行け! 行け! 行け!」です。なるほどね、「命令形がすべての基本」になっています。つまり、彼らにとっては「白人以外はみんな奴隷」。だから尊敬語や丁寧語もあまり発達しなかったということなのでしょう。


反対に、支配されていたインドやアジアの人たちにとっては、白人は「神のように高い存在」でした。欧米列強による植民地支配は明らかな不平等にも拘わらず、秩序を保つことができた(もちろん暴動もありましたが)のは、このような権威主義の刷り込みがうまく効を奏していたためでしょう。


それでは、日本のアジア支配はどうだったでしょうか? 朝鮮人にとっては格下と考えていた日本人に支配されるということはプライドがズタズタにされる思いだったのかもしれません。しかし、日本の朝鮮半島に対する支配は、民族統一国家をつくるために朝鮮半島を日本の領土とし、そこに住む人々を日本人として扱うことにしたわけです。

朝鮮半島の人々に日本語を教え、日本名を与えました。日本に統治されたアジアの国々の人にとっては、日本人はうるさい小姑のような存在だったかもしれません。差別もまったくなかったなんてことはないでしょう。だから嫌われることもあったでしょうし、同じアジア人ですから反発心もあったかもしれません。

でも、少なくとも日本人は、アジアの人たちを奴隷だなんて思ってはいなかった。 そこが、大きな違いです。

レーニンの帝国主義観によると、近代的な帝国主義は「ナショナリズム」と「資本主義」に支えられており、英仏が世界各地に植民地を拡大した1880年代から始まったとあります。このような帝国主義を「新帝国主義」と呼ぶとするならば、「旧帝国主義」とは略奪帝国主義だと言えます。


つまり人間としての一切の権利を認めず、勝手に土地を収奪し、財物を略奪し、原住民を自由に処刑、奴隷として売買していた時代です。しかし、帝国主義が発達していくと、このような略奪帝国主義よりも「半独立・半植民地」の国家として認める代わりに、「資本主義」を法として押しつける方が利益が大きいことに気づきます。

具体的には、インドは1877年にインド帝国が成立し形式的には独立国の体裁を取りましたが、実際にはイギリスに支配され続け、「一方的に富は流出」していくことにはなんら変わりありませんでした。

要するに、白人の植民地政策のやり方は変わったんだけど、それはインド人の人権を認めたからなんかじゃない。ただ単に、「そっちの方が儲かるから、方向転換しただけ」と言うことです。


現代帝国主義の主役は多国籍企業です。実際これらの会社は、ほとんどの発展途上国よりもお金持ちです。この現代の帝国主義集団も「資本主義」という法を押しつけることによって、途上国の財を収奪しているという構図はまったく変わりません。
多国籍企業は今や悪しきグローバル化の象徴と言ってよい存在です。グローバル化が抱える問題の根源は多国籍企業だと考える人はとてもたくさんいます。

グローバル化による弊害は非常にたくさんあるのですが、一番わかりやすい例は、格差の拡大と言えるのではないでしょうか。
つまり、グローバル化が進むことによって、発展途上国の単純労働者が競争原理によって敗北し、貧しい国がいよいよ貧しくなるという図式です。


今の日本では本当の貧乏を経験したことのある人は少数派です。だから、いわゆる「派遣切り」に遭った人に対しても、「努力が足りない」という一言で済ませてしまう。あるいは、「貧しい人がいるとしても、責めるべきはその人自身の努力不足」と簡単に考えてしまう風潮があります。

私はこの人たちの意見がすべて間違っているとは思いません。実際に努力不足で貧乏になった人もたくさんいることは事実でしょう。しかし、物事はそんなに単純に推し量れるものではありません。


「怠惰が貧困の唯一の原因だと思っている人がいるのなら、一度スラムに落ちてみればいい。」


「世界は努力などではどうすることもできない欺瞞で充ち満ちていることが理解できるでしょう。」



1984年、インドのボパールにあるアメリカの化学企業、ユニオンカーバイド社の化学工場で有毒ガス流出事故が発生し、数千人が亡くなるという事故が起きました。
インド政府は経営陣を起訴しようとしましたが、アメリカは協力を拒みます。


事故後、2万人以上が死亡し、約10万人が呼吸器疾患や眼病、神経障害や免疫障害をふくむ生涯にわたる健康被害を受けたと言われます。この恐ろしい事故を引き起こしたユニオンカーバイド社が被害者に対して支払った賠償金は ― 1人当たり約500ドルです。

グローバル化の波に乗って途上国に進出する企業の目的は、安価な人件費です。このような多国籍企業の経営者の多くは、自国で雇っている労働基準で途上国の人を雇用しようとはまったく考えていません。


人権など無視しても構わない、「奴隷」だと考えているからです。


貧しい国の労働者は仕事を与えられるだけで幸運であり、国家も自分たちの投資で潤う。自分たちの行為は「善」なのだと、彼らは主張するかも知れません。もしかしたら、途上国の貧しい「失われた命」に対する償いは500ドルで十分だと本気で思っているのかもしれません。傲慢きわまりない発想です。


グローバル化によって貧富の差はますます大きくなり、それだけではなく、「命の価値」にまで格差が広がってしまっている。グローバリズムとは、亡国のパラダイムそのものです。


インド米化学工場事故 GEによる福島原発の再現を恐れる(字幕)



歴史上、最悪の環境災害の責任を問われた7人の政府役人が釈放されました。裁判所は思い罪を科すことを拒否したのです。

この事故は1984年にアメリカ化学工場からの有毒ガスが漏れて、デリーで2万人以上が死亡しました。生存者は正当な判決がなされたとは考えていません。


この判決は25年後の昨年の6月に出され、2年間の有罪判決を受けたのですが、実際は一度も収監されずに2000ドルの罰金のみなのです。最高裁はなぜこのような軽い処罰になったかの説明はしていません。

署名運動がなされたのですが、考慮されてはいません。これはインド国内のみではなく、世界最悪の産業工場の被害なのです。3500人の政府関係者は、この事故で1.5万人~2万人が死亡し、10万人以上が有毒ガスにより大きな被害を受けていると指摘します。

加害者アメリカ企業のユニオンカーバイトの社長はいったん逮捕されたのですが、釈放されアメリカに帰国しています。彼はその後インドに戻ることなく、裁判も受けていません。アメリカ企業はインド政府の司法制度では対象にできず、アメリカ政府高官もまったく裁判にかけられていません。


事故現場付近で水を汲む住民 事故現場はいまだ数千トンの有毒物質が放置され、地面に流れ出したヘキサクロロベンゼンや水銀などで汚染されていると言われています。

$夢のタネ


―――――――― 転載おわり

(管理人)

とても分かりやすく情報とともに語られていると思います。
しかし後半の米の化学工場で被害を受けたインドの方々と、それに対する米の対応やその他は、いまの日本の原発事故とその後の政府の対応と酷似していると思うのは私だけでしょうか?

私たち国民は使い捨ての労働力としか見られていない・・・のでしょうね。
でもインドやその他の発展途上国から比べるとまだまだ日本の人々は恵まれているとは思うものの、でも、今後はわかりません。

「多国籍企業」とか「グローバル化」などという一見して先進的な意味合いをもたせつつあるかのような言葉を使いながら、実は一般国民を奈落の底に落とすことを画策しているに過ぎず「平成の開国」だとか何かすごいいいことをするかのように国民に刷り込み洗脳し、「奴隷」となっていることに気づかないまま、一生懸命に豊かになろうと働き続けるけれど・・・
でも、それは一部富裕層(不労所得)や多国籍企業のために働き、消費し、格差はさらに広がり、一部の人間たちによって多くの人間が支配されていくのみなんて・・・
ほんとにひどいはなしです。