先日「ツナグ」という映画をみてきました。
Yahooの映画レビューを見ると、けっこういい点数で、感動して涙が・・・。とか、人と人とのつながりが・・・、という言葉が多くありました。
ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、たった一度だけ亡くなった人の同意を得て、生者と死者が会うことが出来る。というというファンタジーなお話。

3つのエピソードがあり、それぞれの心模様や死者とのやりとりが共感できる、とても暖かい気持ちになれる良いお話だったと思います。でも、特に泣くほどではなかったかなぁ?
この映画がいいたいことというか、ひとりひとり当たり前になっている日常の中で見過ごされていること、友人や恋人や母や子供・・・自分を取り巻く人々のありがたさ、暖かさ、大切さを再認識させられるかんじで、人間が根本的に「善」として描かれているところが良かったですね。^^
私も「ツナグ」に依頼したことはないですが(最近はまったくないけれど)以前は亡くなった身内や友人が亡くなったあとに、一度は私に会いに来てくれていました。
なぜだかわかりません・・。もちろんアストラル=夢の中ですが。

では、いったいどんなかんじで会いに来ていたのか?というのを簡単にご紹介します。

ひとり目は、前にも書きましたが母方のおばあちゃんです。
いわゆる夢枕に立つという状態で現れてきて、素晴らしく優しい、神々しいほどの愛情を漂わせていました。
なぜかうでぐみをしていましたが、私のほうを見て聖母のように微笑んでいました。
私が「どうして生きているときあんなに辛い思いをしたのに、そんなふうに笑っているの?」と尋ねたけれど、何も答えずただ、うっとりするような優しい笑顔をして立っていました。


次は「おんやん」で祖母の息子、私の母の弟で叔父にあたる人で、19歳で亡くなりました。
あちらの世界で「おんやん」が私の名前を呼ぶ声が聞こえます。
気づくと、そこは暗い迷路のようになっており、私は迷路の中を迷いながら声の方向を探して歩いていました。周りにはぼんやりと多くの人がいるように思えるのですがざわざわしているかんじと、静かなかんじとどちらも感じるような変な感じでした。
私を呼ぶ声は、暗くてとても不安になるような声でした。
しばらくすると、いきなり目の前に「おんやん」が現れたのです・・・!ビックリしました。
しかしなぜか「おんやん」の顔には白い布がかけられたままになっていて顔が見えません。
「おんやん」を見た瞬間から耐え切れないほどの強烈な「恐怖」が私にも伝わってきて怖くて怖くて凍りついたようになり、心臓がバクバクになってしまってこちらに戻ってきました。


次は、私の友人で若くして病気で亡くなりました
しかも世界でたった200例しか報告されていないという恐ろしい奇病で、発病からたった半年で亡くなってしまったのです。彼女は自分の生活の中で葬式とか人の死を見たことも経験したこともない。死後の世界はあるのだろうか?と私に聞いていました。私は「あるみたいだよ・・」と言ったのですが・・・。
そして彼女は亡くなった後に夢の中に出てきました。私たちはいつも10人ぐらいのグループで遊んでいたので、夢の中でも仲間のみんなと一緒に亡くなった彼女も一緒にいて遊んでいました。
みんなはお腹がすいたからラーメンを食べに行こう!という話になり、私がモタモタしていると、みんなサーっと先に行ってしまったのに、その彼女だけが私を待ってくれていて
「○○ちゃん!早くおいでよ~!!」といって私に向かって満面の笑で、手を振っていました。
その笑顔を見ているとサーーっと周りが白くなり、まるで映画のラストシーンみたいに彼女の顔も姿も消えていきました。


次は、おさななじみのU君です。
彼は、自殺した、と聞かされました。びっくりでした。
親が友達同士だったので、よく遊びに行っていたので子供同士、遊んでいたのです。
そんな彼も大人になって結婚をし子供も生まれた。と聞いていたのですが、あるとき「自殺した」と・・。
「ええええぇええ??なんで??」と思ったけれど、まぁ私も深いところは本人しかわからないので、それ以上は追求は出来ませんでした。
そしてそれから少しして、今まで一度も出てきたことないU君が夢に出てきました。
白い丸いテーブルがあり、私と対面するように向こう側に座っていました。
しかもその姿が、私たちが一番仲良く遊んでいた子供の時(4歳ぐらい)の姿のままでした。
「あれ?U君??なんで子供なん?」と訪ねても、K君んはテーブルの向こう側に座ったままで何もいわずただ無邪気にニコニコしているだけでした。
自殺してもエライ明るくて元気やな~、、って思った次第です。


もう一つは飼ってた猫です。
私は猫が大好き、好きすぎて困るぐらいなのですが、とっても大好きだったイオちゃんという猫がいたのです。オス猫だったのですが、私が田舎から東京に出てきてから数年していなくなったと聞きました。私になついていたので、心が痛み悲しくとても辛かった。
それから数年して、イオが夢に出てきました。ニャーニャーと私を呼びます。私はイオを抱き上げてあげました。
するとスルっと下におりて前の方にトコトコと歩いていき、またニャーニャーと私を呼びます。
私はまたイオのところにいって抱き上げてだっこしました。
するとまたイオは下に降りて先へ先へと歩いていくのです、これを何回か繰り返したあと、イオは次第に私を待たないで歩いていき、しだいに距離が遠く離れていきました。
そしてイオはある場所へと入っていきました。見ると、そこは神社でした。
この時点で、イオはもしかしたら・・・?と思って切なくなりました。


あと一人は母の妹のAおばちゃんです。
おばちゃんといっても私が子供の時に22歳で子宮がんで亡くなりました。
彼女のことはまったく忘れていてほぼ記憶もなかったのですが、私が体調悪くて寝ていたときに出てきました。私はふとんをきて寝ていたのですが、いつのまにか陽のあたる暖かいキレイな野原みたいなところで横になっているのです。
「あれ?なんで私こんなところにいるんだろう?」と思っていると、Aおばちゃんがぼーっと現れて「○○○(私の名前)ここで一緒に暮らそう!」というのです。
「え?」と思ったとたんに、こちらに戻りました。


そんなこんなで、亡くなった人たちが夢?に現れたお話でした。
最後のおばちゃんの話は友人らに話すと「こわ~~い!!」と言われますが、見てからもう何年も経過しているので大丈夫なのです。夢というツールを使ってこうして会いに来るってこと、ありますよね・・。人の意識って特に「ツナグ」に頼まなくても本当はつながっているんですよね。

$夢のタネ